赤ちゃんにスリーパーは着るお布団?使うタイミングや選び方をご紹介
ベビー用品コーナーに行くと、いろんなグッズがあって、どれを購入すればいいのかと迷ってしまうことはありませんか?購入すべきかどうか迷うアイテムのひとつが赤ちゃんのスリーパー。「あると便利なのかな?」という気もしますが、どのタイミングで使うのか、いつからいつまで使うのかよく分からないというママ・パパも少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、赤ちゃんのスリーパーについて詳しく解説します。
目次
スリーパーってそもそもなに?いつからいつまで使うもの?
スリーパーは、パジャマと布団の良いところを取って作られた、赤ちゃんの安眠のための便利アイテム。足元をすっぽりと覆う寝袋状になっているタイプや、足元が開いているタイプ、袖があるタイプや袖がないベスト状のタイプなど、いろんなタイプがあります。
赤ちゃんが活発に動くようになると、布団を掛けても布団をはいでしまって、風邪を引いてしまうことも少なくありません。また、布団で赤ちゃんの顔を塞いでしまうことが原因のひとつとされるSIDS(乳幼児突然死症候群)の恐れもあります。スリーパーは、これらの予防になることから、1枚は用意しておくと安心です。スリーパーをいつからいつまで使うかについては明確な決まりはありません。いろんなデザインやサイズがあるので、新生児から幼児まで使うことができます。
スリーパーを使う時期
赤ちゃんのスリーパーは、1年をとおして使えるアイテムです。年間を通じて使えるように工夫されているスリーパーもありますが、季節によって赤ちゃんの温度調節は異なるので、季節ごとに使うスリーパーを替えるほうがいいでしょう。
では季節に合わせたスリーパーの使い方をご紹介します。
●春~夏
春は少し肌寒い日もありますが、日中は汗ばむことも多いため、春~夏にかけてのスリーパーは、通気性と吸湿性に優れた素材のものを選ぶようにします。コットンやガーゼなどの素材でできたスリーパーを選ぶといいでしょう。この季節は通気性を考えて、袖なしのスリーパーを選ぶのがおすすめです。
●秋~冬
秋~冬にかけては、防寒対策を目的としたスリーパーを選びます。フリースやダウン素材のものは、保温性が高く、軽いので、赤ちゃんの安眠を妨げないのでおすすめです。この季節は、手足を冷えから守るために、袖があるタイプで足元もすっぽりと隠れるタイプのスリーパーが適しています。また、スリーパーを選ぶときは、首回りが冷えないような工夫がされているかという点もチェックしてください。
スリーパーの選び方
赤ちゃんのスリーパーには、いろんな素材やデザインのものがあるので、次の3つのポイントをチェックして選ぶようにしましょう。
●1.素材
赤ちゃんのスリーパーの代表的な素材は、コットン、ガーゼ、フリース、ダウンです。コットン素材のスリーパーは、1年を通じて使うことができますし、オーガニックコットンを選べば肌が敏感な赤ちゃんにも安心して使うことができるというメリットがあります。通気性や吸湿性に優れているガーゼ素材のものは、汗をかきやすい春~夏にかけて重宝するでしょう。
フリース素材のスリーパーは軽くて温かいので、秋~冬にかけての使用に適しています。速乾性があるので、赤ちゃんが寝汗をかいた場合でもすぐに乾きますし、洗濯後も乾きやすいので扱いやすいというメリットがあります。ダウンも保温性に優れ、かつ軽いので真冬におすすめの素材です。ただ、お手入れがちょっと面倒というデメリットがあります。
●2.袖あり、なし
基本的には、暑い季節は袖なし、寒い季節は袖ありのものを選ぶようにしましょう。ただし、冷房が効いた室内にいる場合は、暑い季節でも袖ありのほうが良いと考えるママ・パパも少なくありません。また、通気性や脱ぎ着のしやすさという点を考えると、暖房が効いた室内に長時間いる場合は、袖なしのスリーパーが良いと判断することもあるでしょう。
●3.サイズ感
スリーパーは、パジャマと布団を合わせたようなものなので、赤ちゃんのカラダにジャストフィットするものを選ぶ必要はありません。ピッタリのサイズを選ぶと、すぐに小さくなってしまうので、少し大きめのものを選ぶのがおすすめです。ただし、サイズが大きすぎると本来のスリーパーの役目を十分に果たせないということにつながりかねませんので、少し大きめという程度にとどめましょう。とくに活発に動き回るようになった乳幼児に大きめのスリーパーを使うと、転倒などの原因となるので注意してください。