妊娠線はいつからできる?原因と対策をご紹介
妊娠をすると気になってしまうのが妊娠線です。妊婦の最大の悩みといっても過言ではないかもしれません。そんな迷惑な妊娠線、何とか予防する方法はないのでしょうか。予防はできなくとも、せめて目立たなくしたい…という人もいると思います。今回は、妊娠線の原因や予防策についてご紹介します。
目次
妊娠線ってなに?みんなできるの?
妊娠線とはどのようなものなのでしょうか?みんなが必ずできてしまうの?治るの?と不安になってしまいますよね。ここでは、妊娠線についてご紹介します。
●妊娠線ができる原因とは?
妊娠線は、妊娠によって急激に起こる体重や体型の変化によってできるひび割れのような線です。急激なダイエットの時にできる肉割れのようなものというと、ダイエット経験がある人はピンとくるのではないでしょうか。
ほかにも、副腎皮質ホルモンのグルココルチコイドの分泌量が増え、コラーゲンが作られにくくなるため、体型の急激な変化と相まって大半の妊婦さんに妊娠線ができるのです。
●妊娠線はいつ頃からでき始める?
妊娠線は、安定期に入っておなかが大きくなり始める妊娠5か月ごろからでき始める人が多いです。もともとの体型やおなかが大きくなるスピードにもよりますし、分娩時にできるという人もいるため、個人差が大きいとも言えます。
●妊娠線ができやすい人
妊娠線ができやすいのは、やせ型の人や乾燥肌の人、高齢出産の人、皮下脂肪が多い人などです。皮膚が妊娠による伸びについていけなくなるため、妊娠線ができやすくなってしまいます。
●妊娠線は消える?
一度できてしまった妊娠線は、徐々に目立たなくなっていくものの、完全に消えるということはありません。子どもを産んだ証として思い出にとっておくか、気になるようならレーザー治療などで除去しましょう。
妊娠線を予防する方法
妊娠線を絶対作りたくない!という人は、以下の予防策を試すのもおすすめ。必ず予防できるというものではありませんが、予防することで最低限の妊娠線に止めることはできるかもしれません。
●体重の急激な増加を抑える
特に食べつわりがひどい人は、体重が急激に増加してしまう恐れもあります。そうなると妊娠線の原因となるので、体重管理をしっかりと行い、急激な増加を防ぎましょう。
●適度な運動を
皮下脂肪も妊娠線の原因となることから、適度な運動をして皮下脂肪を増やさないようにしましょう。また運動によって血流を促進することで皮膚の新陳代謝が活発化し、肌が良い状態となり、妊娠線の防止にもつながります。
●クリームやオイルで保湿ケアをする
毎日の保湿ケアが非常に重要ですが、乾燥肌の人や冬場などは特に念入りにケアをしましょう。クリームやオイルを塗ることで肌が柔らかくなり、妊娠による伸びに耐えられる皮膚を作ることができ、結果的に妊娠線の予防効果が期待できます。
今回は妊娠線についてご紹介しました。妊娠線は妊婦の代表的な悩みでもあり、なかなか予防するのが難しい症状でもあります。しかし、適度な運動や保湿ケアによって、症状を最小限に抑えることは可能。妊娠線が出てきそうな時期になる前からしっかりとケアして、妊娠線の予防に励みましょう。