赤ちゃんスタイ(よだれかけ)はどうして必要?
赤ちゃんの「スタイ」とは、いわゆる「よだれかけ」のことで、赤ちゃんの健康を守るためのアイテムです。
ベビー用のおしゃれなファッションアイテムと考えている人もいますよね。しかし、スタイはあくまでも商品名のひとつであり、赤ちゃんのよだれを拭き取り、汚れの広がりを防ぐことを目的としています。
赤ちゃんは肌が弱く、口の機能が発達する経過でよだれの分泌量が増えます。これを放置すると、口や首まわりによだれかぶれができかねません。
またよだれで服が濡れると、不衛生です。よだれがついていたら、スタイで優しくふき取ってあげましょう。
スタイを使う時期に、決まりはありません。新生児期はミルクの吐き戻し対策に、首がすわる3ヶ月ごろからは、本格的によだれ拭きとして活躍します。離乳食から幼児食に移行する1歳前後にはよだれの分泌が減り、スタイを使う機会はだんだんと減っていくでしょう。
ですが赤ちゃんの発達は個人差が大きいため、必要に応じて使っても構いません。大人が赤ちゃんの様子をみながら、着替えのときにスタイをプラスしてあげると良いですね。
スタイを選ぶ時のポイント!
スタイをつけた赤ちゃんはとてもかわいらしく、写真映えします。ついついデザイン重視で考えがちなものの、スタイは赤ちゃんにとっての使いやすさを重視して選ぶことが大切です。
スタイの素材は吸水性の良い、コットンなどの天然素材が主流です。内部に防水布を挟んで防水性を高めたもの、食べこぼしを防ぐことを目的としたビニール素材のものもあるため、目的やシーンによって使い分けると良いでしょう。
糸の織り方によって、パイル・メリヤス・ガーゼ・ワッフルなどの種類があります。通気性なども考慮して、赤ちゃんの肌に優しいものを選んであげましょう。
スタイを選ぶときは、留め具もチェックすると良いでしょう。留め具には面ファスナーやスナップボタン、リボンで結ぶもの、ボタンで留めるものなどがあります。
赤ちゃんの快適性や着替えにかかる手間など、留め具は使い勝手を大きく左右するため、赤ちゃんの月齢も考慮しながら選んでください。
スタイのサイズは、首回りがきつすぎないもの、ゆるすぎないものが理想です。
まとめ
一口にスタイといっても、デザインや素材などの特徴はさまざまです。赤ちゃんの身体やよだれの様子、使い方にあわせて、ぴったりのスタイを選ぶといいでしょう。
ベビー服とあわせて、おしゃれにコーディネートするのもおすすめですよ。また、こまめな洗濯も必要なため、洗い替え用に充分な枚数を買い揃えておくと良いでしょう。