マタニティマークで赤ちゃんの成長を守ろう
マタニティマークは、妊婦さんが日常生活において安全に過ごすために必要なものです。街中でつけている妊婦さんを見たことがある人もいるのではないでしょうか。マタニティマークがどのような役割を果たすのか、その必要性やメリットについて紹介します。
目次
マタニティマークの必要性
マタニティマークは、赤ちゃんと妊婦さんの安全を守るために必要なものです。電車に乗るときや街を歩くとき、買い物をするときなど、妊婦さんが街に出るときに危険がないよう、優しい環境づくりをするために作られました。
マタニティマークは、男性と女性でその認知度が大きく異なりますし、マタニティマークの目的や認識にも違いがあるため、正しい理解が必要です。
たとえば、妊婦さん側としては、緊急時に自分が妊婦であることを周囲にわかってもらうためにつけているつもりですが、一部では、周囲の人にサポートしてほしいというアピールのためだと思っている人もいるようです。
このように、使用する側と周囲の人では、マタニティマークへの認識が大きく異なることもあり、それ故にマタニティマークの本来の目的が果たされない恐れもあるのです。
マタニティマークで防げるリスクとは?
マタニティマークをつけていると、妊婦さんに襲い掛かるあらゆるリスクを防ぐことができます。
急病・病状
つわりや貧血、お腹の張りや痛みは急に起こるため、街の中で急に動けなくなることも考えられます。しかし、マタニティマークをつけていれば、急に倒れても的確な処置を施してもらえるため、つわりや流産、早産などの最悪の事態を避けることにもつながります。
事故や災害
事故に巻き込まれたり、地震や洪水などの自然災害の被害に遭ったりすることも十分考えられます。そんなときでも、マタニティマークをつけていれば、必然と最優先に救助してもらえるのです。
公共の場
たばこの煙は妊婦にとって非常に有害です。しかしなるべく禁煙エリアを選んでいても、受動喫煙をしてしまうこともありますよね。そんなときでもマタニティマークをつけていれば、たいていの人がきちんと気を遣って喫煙を控えてくれるのです。
マタニティマークで安心な生活
マタニティマークをつけている妊婦さんの6割が、マタニティマークをつけていてうれしいことがあったという結果もあります。マタニティマークにはどんなメリットがあるのでしょうか。
交通機関
いちばん多いケースが、交通機関です。駅の階段で荷物を持ってくれた、バスで優先席を譲ってもらった、電車の上り下りを優先させてくれた、満員電車でも座席や乗る順番を譲ってくれたなど、周囲の人の気づかいを感じたという声がたくさんありました。
飲食店・商業施設
妊娠していても買い物には行かなければなりません。大きなおなかを抱えての買い物は、ちょっとした荷物やちょっとした段差でもつらいと感じてしまいますよね。
それでも、マタニティマークをつけていると、スーパーで商品の袋詰めを代わりにしてくれた、エレベーターを譲ってくれた、荷物を持ってくれた・運んでくれたなど、温かいサポートを感じた妊婦さんも多いようです。
公共の場での情緒的サポート
妊娠中はホルモンバランスの関係で情緒が不安定になったり、マタニティブルーに陥って落ち込んでしまったりするのはよくあることです。それでも、マタニティマークをつけて外出すると、道行く人やお店の店員さんなどが、「がんばってね」などと優しい言葉で励ましてくれたという人もいました。
まとめ
今回はマタニティマークについて紹介しました。マタニティマークは妊婦さんが安心安全に暮らすために必要なアイテムです。赤ちゃんと自分の体のためにぜひつけておきましょう。
マタニティマークをつける人が増えることで、マタニティマークの認知度が高まり、より妊婦さんに優しい社会になることは間違いありません。