良いことだらけ!赤ちゃんに絵本を読ませるメリットとおすすめの絵本
子どもに読み聞かせをすることにはメリットがたくさんあるというのは周知の事実です。しかし、まだ言葉がわからない赤ちゃんに絵本を見せることは意味があることなのか、不安に思っている人もいるのではないでしょうか。今回は、赤ちゃんに絵本を見せるメリットやおすすめの絵本について紹介します。
絵本を読むメリット
そもそも子どもが絵本を読むことにはどんなメリットがあるのでしょうか。
絵本を読むメリットは3つあります。まず一つ目は、想像力を養うことができることです。子どもは、絵本を読みながら、次の展開を考え、想像力を働かせます。また、絵本の中の人物に自分を重ねたり、感情移入したりしてさまざまな感情や思いやりを学ぶことにもつながるのです。
二つ目は、親子のコミュニケーションがとれることです。パパやママと一緒に絵本を読む時間が習慣化することで、親子のコミュニケーションが円滑になります。さらに、パパやママからの愛情を感じることができるので、子どもの自己肯定感も高まります。
三つ目は、集中力や語彙力が身につくことです。最初は集中できなくても、慣れていくと集中して絵本を読むことができるようになります。しかも、絵本からさまざまな言葉を学ぶので、語彙力も身につくのです。
読み聞かせのコツ
絵本を読むことには上記のようなメリットがあります。まだ言葉が理解できない赤ちゃんのうちから絵本の読み聞かせを続けることで、上記のメリットをより早く享受できるようになるのです。
言葉が理解できる子どもなら一緒に楽しく絵本を読むことができますが、赤ちゃんに読み聞かせをするにはどのようにすれば良いのでしょうか。読み聞かせのコツを紹介します。
まずは、絵を見せながらパパやママの声を聞かせることです。赤ちゃんは、まだ言葉は理解できなくても、その声色や空気を敏感に感じ取ることができます。そのため、絵本の絵を見せながらパパやママが上手に読み聞かせをすることが大切なのです。
次に、読む側が読むことを楽しむことも非常に大切なポイントになります。パパやママが楽しそうにしているのは赤ちゃんにも伝わるので、「パパとママが楽しいことならきっと楽しいに違いない」という意識が芽生えるのです。
また、感情を込めて読むことにも気を付けましょう。喜怒哀楽や強弱をつけて読むことで、より絵本の楽しさを伝えることができるのです。
赤ちゃんにおすすめの絵本
赤ちゃんにおすすめなのはどんな絵本なのでしょうか。ここでは、ファーストブックを含め、赤ちゃんにおすすめの絵本を3つ紹介します。
「いないいないばあ」
赤ちゃんのファーストブックの定番ともいえる1冊です。赤ちゃんが大好きな「いないいないばあ」をさまざまな動物が次々にしてくれます。ページをめくるごとに動物たちのさまざまな表情に、赤ちゃんも一緒になって楽しんでくれることは間違いありません。
「くっついた」
赤ちゃんとスキンシップをしながら一緒に楽しむ絵本です。絵本の中でさまざまな動物たちが「くっついた!」と仲良くくっつくお話で、最後には赤ちゃんとママが「くっついた!」をするようになっています。パパやママとくっつくのが大好きな赤ちゃんにはぴったりの絵本です。
「わんわん わんわん」
その名の通り、犬が出てくる絵本です。赤ちゃんが動物の名前を覚えるときは「わんわん」を最初に覚えることが多いのではないでしょうか。発音しやすい音ですし、リズムが良いので覚えやすいのです。そんなリズム感たっぷりの絵本になっています。
まとめ
今回は、赤ちゃんに絵本を読み聞かせるコツやおすすめの絵本について紹介しました。赤ちゃんだからまだ絵本を読み聞かせるのには早いのでは?と思っている人もいるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。0歳から読むことができる絵本もたくさんあります。ぜひ赤ちゃんと一緒に絵本をたくさん読んで、コミュニケーションをとりつつ、赤ちゃんの想像力や集中力を養いましょう。