つかまり立ちはいつから始まる?練習方法と転倒対策
寝返りを打てるようになったと思ったら、すぐにお座りができるようになるなど、目まぐるしいスピードで成長していく赤ちゃん。そのうち、すぐに歩くようになるかも…などと期待しているママ・パパもいるのではないでしょうか。赤ちゃんが歩くようになる前の一歩としてできるようになるのが、つかまり立ちです。今回は、赤ちゃんのつかまり立ちはいつから始まるのか、また赤ちゃんのつかまり立ちの練習方法と注意点を紹介します。
目次
いつから?つかまり立ちが始まる時期の目安
一般的には、生後6ヶ月~1歳ごろを目安に赤ちゃんはつかまり立ちを始めるようになります。個人差はあるものの、1歳までに赤ちゃんの約9割がつかまり立ちを始めるようです。
赤ちゃんは、お座りができるようになると、ハイハイをして足腰に筋肉を付けていきます。そして、足腰の筋肉が発達すると、つかまり立ちを始めるようになるのが一般的です。
とはいえ、ハイハイよりも先につかまり立ちを始める赤ちゃんもいます。生後6ヶ月などの早い段階でつかまり立ちを始める赤ちゃんは、ハイハイせずにつかまり立ちを始めるケースが多いようです。ハイハイをしていない分、足腰の筋肉の発達が未熟なことが多いので、転倒しないように注意してあげましょう。
赤ちゃんがつかまり立ちを始める時期については個人差があるので、「ほかの子と比べてうちの子は遅い」と過度に心配する必要はありません。とはいえ、赤ちゃんの成長について不安な場合は健診などで相談してみると良いでしょう。
つかまり立ち練習に役立つグッズは?
赤ちゃんがつかまり立ちをするようになったら、赤ちゃんが楽しみながら足腰を鍛えることができるようなグッズを用意してあげましょう。赤ちゃんのつかまり立ちの練習に役立つグッズを紹介します。
手押し車(カタカタ)
赤ちゃんの歩行をサポートしてくれるアイテム。つかまり立ちを始めるようになったら、チャレンジさせてみましょう。手押し車を押すと、おもちゃが動いたり、音が鳴ったりするので赤ちゃんが楽しみながら歩行の練習ができます。
テーブル型のおもちゃ
赤ちゃんが立って遊べるような工夫がされているので、つかまり立ちの練習にピッタリのおもちゃです。赤ちゃんが頭をぶつけたりしないように、角がないものを選びましょう。
ベビージム
赤ちゃんが寝ている時期はもちろんのこと、つかまり立ちの時期まで長く遊べるおもちゃです。柔らかく安全な素材のものが多いので、安心してつかまり立ちの練習をさせることができます。
段ボールで手作り
適度な高さの段ボールをテーブル代わりにして、その上にお気に入りのおもちゃを置いて遊ばせることもできます。段ボールがひっくり返らないように、中に重しとなるようなものを入れておきましょう。
つかまり立ちを始めたら転倒対策を!
つかまり立ちを始めたばかりの赤ちゃんは、まだしっかりと足腰で支えることができないため、フラフラすることもあります。そのため、転倒対策をしっかりしておきましょう。
赤ちゃんは後ろに倒れるだけではありません。前に倒れた場合、テーブルなどに顔や顎をぶつけることもあります。コーナーガードなどを設置しておくと、転倒時のケガ防止につながるのでおすすめです。
また、転んだときに頭をぶつけないような工夫がされているリュック型クッションを使うのも良いでしょう。かわいいデザインのものが多いので、赤ちゃんも喜んで使ってくれるはずです。
ほかにも利用できるのが、ベビーサークルやクッションマットです。どうしても気になるときは乳児用ヘルメットを活用することもできるでしょう。
まとめ
赤ちゃんがつかまり立ちを始める時期は個人差があるので、ほかの子と比較して遅く感じたとしても、あまり心配する必要はありません。つかまり立ちを始めたら、この記事で紹介した練習グッズや転倒対策用のアイテムを利用してサポートしつつ、成長を温かく見守ってあげましょう。