離乳食で作る!赤ちゃんも食べられるケーキ
生後6ヶ月のハーフバースデーや1歳の誕生日には、赤ちゃんも食べられる離乳食を使ったケーキでお祝いしましょう。味も見た目も楽しめて、良い育児記念になります。今回は、赤ちゃんの離乳食ケーキの作り方やポイントをご紹介します。
赤ちゃんも食べられる!離乳食ケーキ
赤ちゃんは消化器官が発達しておらず、生クリームや砂糖、油がたくさん含まれているケーキを食べると体に負担がかかってしまうので、そのまま食べさせてあげることはおすすめしません。
そのため、ハーフバースデーや1歳のお誕生日には、赤ちゃんも食べられる離乳食ケーキでお祝いしましょう。
離乳食ケーキはお粥や野菜のペースト、水切りヨーグルトといった赤ちゃんが食べられる食材を、ケーキ型に成形して作ります。たとえば白いお粥はクリームに、かぼちゃやトマト、ほうれん草のようにカラフルな野菜ペーストはフルーツに見立てていきます。
ドロッとした水分が多い離乳食の場合は、いったん冷凍すれば形が崩れません。メモリアルフォトを撮る場合、まずは冷凍したままお皿に出して、撮り終わったらレンジで加熱し、赤ちゃんに食べさせてあげてください。普段からよく食べている離乳食で作れば赤ちゃんも食べやすく、喜んでくれるでしょう。
【生後6ヶ月~1歳】年齢別!食べられるケーキとは
離乳食は赤ちゃんの口や胃腸の発達にあわせて段階的に進めるため、ケーキに使う食材や加工の仕方も、赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合にあわせることが大切です。
生後6ヶ月まで
一般的に生後6ヶ月前後の赤ちゃんは離乳食が始まってまもなく、ペースト状の食べ物を飲み込む練習をしている段階です。ケーキに使う離乳食はやわらかく炊き上げ、なめらかにすりつぶすと良いでしょう。
この時期の離乳食は水分が多く、崩れやすいため、シリコンカップやクッキーなどの型に入れて成形します。数回に分けて冷凍し、お粥と野菜ペーストが層になるように整えるとケーキがカラフルに仕上がり、お祝いの席にふさわしい華やかな見た目になります。
生後7ヶ月~1歳
1歳の離乳食完了期に近づくと、赤ちゃんはある程度硬さのある固形物が食べられるようになります。使える食材や調味料が増えるため、より本物のスイーツに近い離乳食ケーキを作ってあげましょう。
とはいえ、赤ちゃんの内臓は小さく、消化機能も未熟なので、甘さを控えめにして作ることが原則です。小さいサイズのケーキでも段重ねにするとボリュームがでるので、見た目で赤ちゃんの気分も盛り上げてください。
一度食べて問題ないことが確認できていれば、豆乳ホイップやヨーグルト、チーズなどをクリーム代わりにして離乳食ケーキを作るのもおすすめです。フルーツアレルギーがある赤ちゃんもいるため、普段から食べ慣れているものをトッピングしてください。
ケーキを手作りする際のポイント
赤ちゃんの離乳食ケーキを作る場合は、安全に食べられる食材を使って工夫することが大切です。
ケーキの土台となるスポンジは、パンで代用が可能です。食パンは甘すぎず、卵アレルギーの心配もありません。
さらに生クリームの代わりに水切りヨーグルトを活用すると、味も見た目もスイーツに近づきます。水気をしっかり絞ってなめらかにした、豆腐を使っても良いでしょう。
完了期近くなら、赤ちゃんが食べられるスポンジやクリームを作ったり、市販のケーキキットを活用したりするのも選択肢のひとつです。電子レンジで簡単に作れるものもあるので、探してみてください。
まとめ
赤ちゃんに甘いスイーツをあげることはできませんが、華やかなお祝いごとにケーキは欠かせません。離乳食ケーキをお祝いの席に添えて、記念写真を撮りましょう。
材料だけでなく、ろうそくを立てたり、ハート型や星形にしたりと、デザインにもこだわって工夫をしてみてはいかがでしょうか。