保育園は何歳から入ることができる?ベストな時期はいつか?
働くママ・パパにとって、子どもを預けることのできる保育園はありがたい存在です。産後、いつから職場復帰したいのかによって、保育園へ預けるタイミングも異なります。そもそも、保育園は何歳から入園できるのでしょうか。今回は、保育園に入園できる年齢やベストな時期について解説します。
保育園は何歳から入園できる?
赤ちゃんが産まれてすぐに職場復帰をしたくても、自宅での保育が難しいママ・パパも多いのではないでしょうか。そうしたママ・パパのために、保育園は0歳から入園できるようになっています。
しかし、保育園によって条件は異なり、生後57日から、生後3ヶ月から、5ヶ月から、なかには1歳からなど園によって様々なので、入園を希望する保育園がいつから入園できるのかを確認しておきましょう。
保育園は何歳から入園するのが良い?
保育園には何歳から入園するのがベストなのでしょうか。良いタイミングは様々あります。ここでは、年齢別に入園した場合のメリットなどについてみてみましょう。
・0歳
産後休業が明けたらすぐに職場復帰したい方にベストなタイミングなのが0歳です。経済面や職場の事情などですぐに復帰する必要のある方にとっては、0歳から預かってもらえると安心でしょう。しかも0歳なら、前年度からの持ち上がりがないため、定員の空きが期待できるのもメリットのひとつです。
・1歳
育児休業を取得しているなら、子どもが1歳になるタイミングで保育園に入れることを考えるママ・パパもいるでしょう。
しかし、育児休業は1年間取得する人が多いため、1歳から保育園への入園を希望する家庭も必然的に多くなります。保育園には定員数が決まっているため、定員に達した場合は入園することができず、待機児童になる可能性が高いです。
ただし、もし入園できない場合でも、この時点ならまだ育児休業の延長が可能です。職場へ状況の報告は必要かもしれませんが、職場復帰までに時間のゆとりができるため、入園のための活動“保活”を再度しっかりと行うことができます。
また、1歳のタイミングで入園する場合、すでに離乳食も進んでいるため、保育園での普通食への移行も比較的スムーズにできるというメリットもあります。
・3歳
育児休業を3年まで取得できる企業が多いため、職場復帰のタイミングとしては、3歳からの入園もおすすめです。3歳児クラスからは保育士ひとりに対する受け入れ人数が増えるので、定員の空きが出やすいのもメリットのひとつです。
何歳から入園するか決まったら早めの準備を!
少子化が進んでいるからといって、保育園に必ず入れるとは限りません。特に子育て世代が多く住んでいる地域の保育園などは、待機児童問題が深刻化しているところも多いです。
そのため、保育園へ入園できる可能性を広げるためにも“保活”は早めに始めるのが良いでしょう。最も入園する人数が多い4月入園を目指すなら、通常10月頃に始まる申し込みに出遅れることがないよう準備が必要です。
特に認可外保育園の場合は、説明会に参加しないと申し込むことができなかったり、抽選ではなく先着で入園を決めたりする保育園もあるので、出遅れないように遅くとも6月頃までには情報収集をしましょう。
入園させたい保育園を決めるには保育園の見学も重要です。気になる保育園があればなるべくたくさん見学に行き、子どもや自分の教育方針と合いそうか、雰囲気はどうか、延長保育などにどの程度対応できるかなどもチェックしておきましょう。
また、延長保育以外にも、土日や早朝などの対応がどの程度可能かも確認しておきたいポイントです。ママ・パパが安心して働くことができる仕組みが整っている保育園を選びましょう。
まとめ
今回は、保育園には何歳から入れるのがベストなのかについて解説しました。家庭の事情やママ・パパの職場の事情に合わせて、子どもを何歳から保育園へ入園させたいかを決めましょう。
お住まいの地域や保育園によっては、定員等の問題で入園できない可能性もあります。早めに準備をして、ベストな時期に希望の保育園へ入園できるよう、動きましょう。