出産の入院準備はいつから行う?必要な持ち物リスト
出産予定日が近づいてくると、入院準備をはじめる必要があります。特に妊娠後期に入ると、いつ入院しても良いように、余裕をもって準備をしておくことが大切です。
初産の方は、入院準備のために何を用意したら良いのか、迷うこともあるでしょう。今回は、出産の入院準備をはじめる時期や必要な持ち物などを詳しく解説しますので、参考にしてみてください。
目次
出産の入院準備はいつからはじめれば良い?
出産に必要な持ち物は、出産予定日の1か月前あたりには揃えておくと安心です。ただし、安定期に入ってからは、いつからはじめても問題ありません。パートナーや家族と一緒に、少しずつ準備を行いましょう。
大きなお腹でたくさんの持ち物を準備するのは、体力面や精神面で大きな負担がかかります。このため、準備は妊娠36週に入るまでに終わらせることをおすすめします。早めに準備しておくと、急な入院にも対応できるため安心です。赤ちゃんを迎える準備と並行して、余裕をもったスケジュールを組みましょう。
出産の入院に必要なものリスト
出産に向けた入院に必要なものは数多く、準備漏れがないよう気をつけなくてはいけません。詳しくは下記のとおりです。
必需品
出産のための必需品は、母子手帳、健康保険証、印鑑、入院する病院の診察券です。この4点は、すぐに出せる場所に準備しておきましょう。
衣類
衣類で準備したいものとしては、パジャマ(前開きタイプ)、カーディガンおよびパーカー、スリッパ、授乳用ブラジャー、産褥ショーツ、靴下などがあげられます。病院によっては、これらの衣類を用意してもらえるところもあるため、準備する前に確認をとっておくと安心です。また、病院で洗濯できるかできないかの違いにより、必要な枚数も変わるので、あわせて確認すると良いでしょう。
陣痛、分娩中に必要なもの
陣痛が始まってから分娩中に必要なものとしては、飲み物や曲がるストローがあげられます。飲み物は500mlのペットボトルなど、持ちやすいものをおすすめします。また、曲がるストローはベッドの上で飲み物を飲む時に役立ちます。
その他、暑くなった時に活用できるうちわや、陣痛時間を計るための時計、出産の記念写真を撮るためのカメラ、陣痛を和らげるためのテニスボールやカイロなども事前に準備しておきたい持ち物です。
出産した後に必要なもの
出産後に必要なものとしては、母乳パッド、赤ちゃんのケアに必要なガーゼハンカチ、バスタオル、おしりふきなどがあります。ただし、母乳パッドの使用頻度は個人差があるので、様子を見て入院中に判断しても良いでしょう。
その他生活に必要なもの
入院生活に必要なものとしては、産褥パッド(悪露ライナー、お産用ナプキン)、歯ブラシと歯磨き粉、洗顔料、ヘアブラシ、ボディーソープ、シャンプー、リンス、ハンドタオル、ティッシュ、ビニール袋、筆記用具などがあります。いずれも、こまごまとしたものばかりですので、忘れないようにひとつずつ準備しましょう。
出産の入院にあると便利なもの
上記で紹介した持ち物以外に、出産のための入院に用意しておくと便利なものを紹介します。
産後の体をいたわるもの
授乳しやすくするための授乳クッションや、体にかかる負担を軽減するための円座クッション、骨盤ベルトなどは、用意しておくと役立ちます。
美容、衛生面のケアをするもの
出産直後は体をいたわる余裕を持つことが難しいですが、最低限の持ち物は用意しておきたいものです。コスメ(赤ちゃんも使える肌に優しい基礎化粧品がおすすめ)、リップクリーム、ハンドクリーム、乳房ケアクリーム、汗拭きシート、ドライシャンプー、爪切り、綿棒、ドライヤーなどがあると良いでしょう。
食事に関係するもの
食事をとるためのコップ、スプーン、フォーク、お腹が空いた時のためのおやつ、ティーバッグ(ノンカフェイン)などがあるよいでしょう。
息抜きにおすすめなもの
本、スマートフォンと充電器、アイマスクや耳栓、イヤホンなどがあると、息抜きしたいときに便利です。ただし、出産直後に長時間読書をしたりスマートフォンを見たりすると、目に負担がかかるので気をつけましょう。
まとめ
出産に必要な持ち物は数が多いですが、揃えていくうちに赤ちゃんとの生活が待ち遠しくなっていくことでしょう。周囲の助けも借りながら、準備を進めていきましょう。