保育園でお弁当が必要になる場面はいつ?どんなメニューが最適か年齢別に紹介
保育園では給食が提供されるところが多いものの、施設によってはお弁当持参というところもあります。また、普段は給食でもお弁当を用意する必要がある日もあり、なにを作るべきかと悩むママ・パパも多いでしょう。今回は、保育園通いでお弁当づくりが必要になる場面と、おすすめのお弁当メニューについて年齢別にご紹介します。
目次
保育園でお弁当が必要になる場面は?
保育園にお弁当が必要かどうかは、保育園によって異なります。認可保育園では給食の提供が義務化されていますが、認可外保育園だと施設によってはお弁当を持参しなければなりません。
また、認可保育園でもお弁当が必要なケースもあります。「食育」を推進するためにお弁当の日が設けられていたり、遠足などのイベント時にお弁当を持参したりなど、お弁当が必要になることがあります。
保育園に通う子どものお弁当にはなにを入れれば良い?
保育園に通う子どものためにお弁当を用意する場合、「なにを入れたら良いのだろう」と迷うママ・パパもいるのではないでしょうか。
子どもの年齢によってお弁当の内容や量は異なるので、1~6歳までの子どものお弁当づくりのポイントとメニュー例を年齢別に紹介します。
1~2歳
お弁当のサイズは、容量270~280ml程度が目安です。箸はもちろん、フォークなどを使って上手に食べるのも難しい年齢なので、お弁当には手づかみでも食べやすいものを用意してあげましょう。
【メニュー例】
・おにぎり
・卵焼き
・チキンナゲット
おにぎりは一口サイズにし、卵焼きやチキンナゲットなどのおかずも半分に切るなどして、子どもが食べやすいサイズにするのがおすすめです。また、色鮮やかにするなど、お弁当を華やかな見た目にしてあげるのも良いでしょう。注意点として、お弁当用ピックなどは事故につながることがあるので、使用は控えましょう。
3~4歳
お弁当のサイズは、容量300~450ml程度が目安です。3~4歳ごろは、しっかりとご飯を食べられるようになる年齢となります。まずは子どもがお弁当の時間を楽しめるように、好きなものを優先的に詰めてあげることがポイントです。
【メニュー例】
・おにぎり
・から揚げ
・ミートボール
・ウインナー
・ハンバーグ
ウインナーはタコの形にしたりしてお弁当に入れると、楽しんで食事をすることができます。また、から揚げやハンバーグも子どもが食べやすい小さめサイズにして入れてあげましょう。
5~6歳
お弁当のサイズは、容量450~500ml程度が目安です。この年齢になると、箸を使って上手に食べられるようになり、好き嫌いもはっきりしてきます。栄養バランスを考えて、好きなものだけでなくピーマンやニンジンといった子どもが苦手なものも入れるようにしてみましょう。
【メニュー例】
・白ご飯もしくはふりかけご飯
・肉巻き
・魚のムニエル
・玉ねぎとピーマンのカレー炒め
子どもが大好きな肉だけでなく、魚や野菜などもプラスして、栄養バランスの良いお弁当にするのがおすすめです。お弁当ピックを使ったりして子どもが楽しく食べられるような工夫をすると、苦手なものも食べやすくなるでしょう。
保育園へ持っていくお弁当の注意点
保育園へお弁当を持っていく際は、以下の点に気をつけましょう。
衛生面に注意
お弁当で注意したいのが、食中毒です。梅雨~夏の時期は食中毒が起きやすいので、特に衛生面に気を配ってください。料理前はきちんと手を洗う、おにぎりはラップで包んでから握る、おかずは中までしっかりと加熱して冷ますといったことを徹底しましょう。また、抗菌シートや保冷剤などを活用するのもおすすめです。
量やサイズに注意
子どもが食べきれる量、食べやすいサイズのお弁当にしましょう。あれもこれもと詰め込むと、お弁当の量が多くなり、食べきるのが難しくなります。
また、サイズが大きいものは食べにくいですし、子どもが喉に詰まらせてしまうことがあるため注意が必要です。小さめにカットするなどして、子どもが食べやすい大きさにしましょう。
保育園のルールを守る
保育園によっては、キャラクター弁当禁止、ピックやバランの使用禁止などルールが決められていることがあります。また、お弁当箱や箸の種類やデザインについても細かな決まりがあるところもあるでしょう。あらかじめ確認して、保育園のルールに沿ったお弁当を持たせることが大切です。
まとめ
保育園のお弁当は、子どもの年齢によってふさわしい量・内容が異なります。お弁当を用意する必要がある場合は、この記事で紹介した内容を参考に、お子さまの年齢に合ったものを用意してみてください。