抱き癖が心配!赤ちゃんが泣くたびに抱っこしても大丈夫?
「赤ちゃんを抱っこしすぎると、抱き癖がつく」と耳にしたことがある方は多いでしょう。実際に、抱っこをしていないと泣き止まない赤ちゃんは少なくありません。我が子をたくさん抱っこしたいけど、抱き癖が心配なママ・パパも多いです。抱っこは赤ちゃんに、どのような影響を与えるのでしょうか。今回は、抱き癖について解説いたします。抱っこが赤ちゃんに与える影響についても、あわせてご覧ください。
抱っこのしすぎで抱き癖がつく?
泣いている赤ちゃんをすぐに抱っこすると、抱き癖がついてしまい、抱っこをしないと泣き止まなくなると考える人もいます。
子育て中のママ・パパが、「抱き癖がつくから抱っこのしすぎは良くない」と周囲からいわれることもあるでしょう。しかし、現在では「抱き癖はない」という考え方が主流です。
抱っこは赤ちゃんの心身の成長にとって多くのメリットがあります。抱っこの回数が多いからと心配しすぎず、赤ちゃんとの触れ合いを大切にしましょう。
抱き癖なんてない!赤ちゃんを抱っこするメリット
赤ちゃんは抱っこをされることで、安心や心地良さを感じます。ママ・パパも赤ちゃんを抱っこすることで、さらに愛情がわくでしょう。幸せホルモンの「セロトニン」を活発にするオキシトシンが分泌され、リラックス効果が期待できるともいわれています。
抱っこをして触れ合うことで、親子の愛着が形成され、赤ちゃんの成長に良い影響を与えられるのです。赤ちゃんの自立心を促すためにも、たくさん抱っこしてあげましょう。
赤ちゃんが抱っこしてほしい理由は?
赤ちゃんは抱っこをしてもらうことが大好きで、泣いていても抱っこをしてあげると、ぴたりと泣き止むことが多くあります。
赤ちゃんが抱っこを求める理由は、下記の3つです。
・愛情不足を感じている
・不安を感じている
・赤ちゃんの身体の構造で抱っこの方が楽に感じる
ママ・パパからの愛情を感じたい気持ちや、なんとなく感じる不安な気持ちを解消したい思いから、赤ちゃんはママ・パパに抱っこを要求します。
また、赤ちゃんの身体の構造で抱っこの姿勢が楽に感じるという説もあります。抱っこでは寝てくれるのに、布団に置いたら起きてしまうのは、そういった理由もあるのかもしれません。
赤ちゃんはママ・パパとのスキンシップが大好きです。赤ちゃんが、ママ・パパのぬくもりを直接感じられる抱っこを好むのは当然でしょう。
赤ちゃんが泣いたらすぐに抱っこしないとダメ?
赤ちゃんが泣き始めたとき、常に要求に答えてあげられるわけではありません。長時間抱っこを続けるのは、ママ・パパが疲れてしまいますしストレスになってしまうこともあります。
赤ちゃんが泣いて抱っこを求めるのなら、できる限り対応してあげるのがベストですが、ずっと抱っこをしてあやし続ける必要はありません。
泣いたら一度抱っこをして、少ししたら降ろすのも良いです。手が離せずにすぐに抱っこができないときは、赤ちゃんに声をかけてあげるだけでも違います。
ママ・パパが無理のない範囲で、対応してあげましょう。抱っこ紐などの育児グッズを活用するのもおすすめです。
赤ちゃんに抱っこが必要なのは一定の期間だけ。座ったり立ったりできるようになると、抱っこの回数は減っていきます。
ママ・パパが無理なく、できる範囲で赤ちゃんとスキンシップをとってみてください。どうしても辛いときは、育児グッズや周りの方などの力をかりてみましょう。
まとめ
昔は、抱っこをしすぎると抱き癖がつくから良くないという考えもありました。しかし、抱っこは赤ちゃんにとってメリットが多くあるため、現在は抱き癖を過度に心配する必要はないという考えが主流です。
赤ちゃんの成長のためにも、抱き癖を気にせずにたくさん抱っこしてあげましょう。