ベビースイミングをするメリットは?始めるタイミングや注意点も紹介
赤ちゃんがママ・パパと触れ合える習い事のひとつに、ベビースイミングがあります。この習い事は親子でスキンシップを図れるだけでなく、赤ちゃんの成長にとっても大きなプラスになります。今回は、ベビースイミングのメリットを最大限に活かすために、始めるタイミングや注意点などを紹介します。
ベビースイミングとは?
ベビースイミングとは、親子で一緒に水中で遊んだり簡単な運動をしたりしながら、コミュニケーションを図る習い事です。本格的に泳ぎ方を練習するのではなく、水に触れながら慣れることを目的としています。
ベビースイミングの内容は、プールの中でおもちゃを使って遊んだり、歌を歌いながら揺れたりするなど、赤ちゃんが楽しめる遊びを取り入れ工夫されています。
なかには「私は水泳が苦手だけど大丈夫かな?」と心配されるママ・パパもいると思いますが、決して難しい泳ぎなどをするわけではないため、誰でも参加できるところがポイントです。
ベビースイミングをするメリット
ベビースイミングをする大きなメリットは、水に対する恐怖心がなくなることです。赤ちゃんのうちに水に慣れておくと、お風呂を嫌がることもなく、水遊びを楽しめるようになります。
また、レッスン中は常に肌と肌が触れ合っている状態であるため、親子のスキンシップの時間を増やせます。これによりお互いの信頼関係が生まれ、赤ちゃんの気持ちも安定します。
地上での運動に比べ、水中での運動は全身に水圧がかかるため、短時間の運動でも十分な運動量を得ることが可能です。これによって全身の血液の流れが促進されるため新陳代謝や免疫力が高まります。さらに、普段の生活であまり使わない筋肉を動かすため、その刺激が赤ちゃんの脳の発達に有効であると考えられます。
また、体力を大きく消耗することで、ベビースイミングの後はしっかりとお昼寝や睡眠が取れるようになり、生活リズムも整いやすくなります。実際に、夜泣きに困っていた赤ちゃんが、ベビースイミングによって熟睡できるようになり症状が軽減した例もあります。
ベビースイミングを始めるタイミング
ベビースイミングを始めるタイミングはスイミングスクールによって異なるものの、生後6ヶ月以降が一般的です。なかには、生後4ヶ月頃から入会可能な教室もありますが、首がしっかりすわり、ひとりでお座りができるようになってから始めると安心です。
参加可能な月齢は、ベビースイミングを提供しているスクールごとに定められています。入会前にスクールへ直接問い合わせ、確認しておきましょう。
ベビースイミングをする際の注意点
ベビースイミングにはメリットもたくさんありますが、注意すべき点もあるためしっかりと覚えておく必要があります。
多くの人が利用するプールでは、結膜炎・咽頭結膜炎・溶連菌感染症・水いぼなどの感染症リスクに注意しなくてはいけません。
スイミングは免疫力を向上させるメリットがありますが、レッスン終了後に体を冷やしてしまうと逆に低下してしまいます。免疫力が下がると上記のような感染症をはじめ、風邪をひく原因にもなってしまうため、レッスンが終わったらすぐにお風呂やシャワーで体を温めてからお着替えをし、髪の毛もしっかり乾かしてあげてください。
レッスンの参加前に、赤ちゃんの体調や体温を必ずチェックし、熱がある・いつもより機嫌が悪いなど、普段と様子が異なる場合は、無理をせずにお休みしましょう。
プールを楽しめる赤ちゃんもいれば、怖がってなかなかプールに入れない赤ちゃんもいます。赤ちゃんがプールを怖がっているときは無理やり入水させず、少しずつ水をかけながら慣れていくのがおすすめです。
まとめ
ベビースイミングは、親子でふれあいながら赤ちゃんの心身の発達を促す効果が期待でき、赤ちゃんとママ・パパのどちらにも大きなメリットがあります。親子で楽しめる初めての習い事として、ベビースイミングを検討してみてはいかがでしょうか。