離乳食におすすめ!おやきの作り方と時短のコツ
離乳食の中でも定番のレシピ「おやき」を作ってみようと考えているママ・パパもいるのではないでしょうか。さまざまな食材が一緒に摂れて、時短で作れる万能おかずなのでマスターできたら心強いですよね。
今回は、おやきの作り方や、時短で作れるテクニックを解説します。
目次
離乳食のおやきはいつからOK?硬さは?
離乳食のおやきは、生後9~11ヶ月頃の離乳食後期から食べられるレシピです。
おやきは手づかみ食べの練習になるので、手先の動きの成長をサポートできます。スプーンやフォークを使わずに食べられて、食べこぼしがある程度防げるのもうれしいポイントです。
おやきの硬さは、おやきそのものや中の具材が歯茎でつぶして食べられるくらいがちょうど良いとされています。赤ちゃんの月齢が進んだら、成長具合に合わせて歯茎で噛める硬さに調整していきましょう。
基本のおやきの作り方
まずは、基本となるおやきの作り方を解説します。
【材料】
・ふかしたじゃがいも 1/3個程度
・小松菜 1本
・かつお節 少々
・片栗粉 小さじ1/2
・油 適量
【作り方】
1.じゃがいもは皮をむいて、600Wのレンジで1分程度加熱する。小松菜は細かく刻み、同じくレンジ加熱でやわらかくする。
2.野菜にかつお節・片栗粉を加えてこね、生地を作る。
3.フライパンに油をしき、楕円形にまとめた生地を焼く。
4.両面に焼き色がついたら完成。
材料にかつお節を使うと風味が増し、醤油などの調味料を使わなくてもおいしく食べられます。
おやきはさまざまな食材でアレンジできます。レシピで使ったじゃがいもや小松菜のほか、かぼちゃやにんじんなどもおすすめです。豆腐を加えると食感がやわらかくなり、タンパク質も摂れるおかずに仕上がります。
焼いたおやきを食べてくれないときは、調理法を「焼き」から「蒸し」に変更してみるのもひとつの手段です。やわらかい食感が好みの赤ちゃんもいるので、様子を見ながら調理しましょう。
工夫次第で時短になる!おやき作りのポイント
おやきは離乳食に最適なレシピですが、作るとなると意外に手間がかかります。ここでは、時短でおやきを作るためのポイントを紹介します。
市販のベビーフードをリメイク
おやきの材料を細かく切るのが大変なときは、市販のベビーフードを活用するのもおすすめです。ベビーフードはあらかじめ刻まれている上に味が付いているため、片栗粉や小麦粉を混ぜて焼くだけでおやきが作れます。
時短になるだけでなく、中途半端に余ってしまったベビーフードを有効活用できるテクニックです。
まとめて作って冷凍しておく
おやきを作る時間が取れないときは、余裕があるときに多めに作って冷凍しておきましょう。
焼いたおやきの粗熱をとってからラップに包み、冷凍用保存袋に入れてから冷凍庫で保存します。解凍するときは自然解凍せず、電子レンジやフライパンで中までしっかり加熱してから与えてください。
冷凍したおやきは、1週間以内を目安に食べきることも大切です。保存袋に冷凍した日を記載して、いつ調理したものか分かるようにしておきましょう。
作ったおやきは衛生面に気を付けて保存しよう
焼いたおやきは常温で放置せず、すぐに食べるか、粗熱がとれたらすぐに冷凍します。火を通しているからといって安心はできません。赤ちゃんの健康を守るためにも、適切に保存しましょう。
きちんと保存したものでも、味や食感などに違和感があったらすぐに廃棄します。赤ちゃんにあげる前にママ・パパが味見をして、問題がないことを確認してから食べさせてあげてください。
まとめ
おやきは手づかみ食べの練習にもなり、アレンジもしやすい離乳食の定番レシピです。余った食材やベビーフードを使えて、冷凍保存もできるので何かと重宝します。
食べられるものが増えてくる頃にぴったりのおかずなので、赤ちゃんと一緒に楽しみながら食べてみてください。