子どものトリートメントはいつから?選び方と注意点、使う際のポイント
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子どもの髪をシャンプーしていると、「トリートメントはしてあげなくて良いのかしら?」と気になったことがある方もいるのではないでしょうか。大人であれば普段は使ってはいるものの、子どもに使っても問題ないのか、疑問に感じている方もいるかもしれません。
今回は、子どものトリートメントを始める時期、商品の選び方や注意点・ポイントを紹介します。
子どものトリートメントはいつから始める?
子どものトリートメントを始めるのは、一般的に2~3歳からであれば問題ないといわれています。
トリートメントの役割は、髪の内部に栄養を届けたり傷んだ髪を修復したりするほか、髪にうるおいを与えることです。子どもは大人と比べて髪のダメージが少ない傾向にあるため、特に髪の傷みが気にならない場合、基本的にはトリートメントをする必要はありません。
ただし、髪質によってはトリートメントをしたほうが良いケースもあります。なかでも、クセが強くまとまりにくい場合や、髪の毛が長くて絡まりやすい場合は、トリートメントを使うのがおすすめです。髪の細さや絡まりやすさ・髪がパサついたりしているかなどを見て判断すると良いでしょう。
また、外で遊ぶ時間が長い子どもは、紫外線を髪に直接受ける時間が長く、ダメージを受けやすいため、トリートメントを使った髪の修復が必要な場合があります。
子ども用トリートメントの選び方と注意点
髪にダメージが見られる子ども以外は、トリートメントは必須ではありません。リンスやコンディショナーを使って、髪の表面を整えるだけで問題ないでしょう。
子どもは、大人よりも髪や頭皮が敏感です。もし子どもにトリートメントを使う際は、洗浄力が強すぎず、頭皮に優しい成分を使ったものを選ぶことが大切です。できる限りノンシリコンや無香料・無添加のものを選ぶほか、保湿成分が豊富に含まれているトリートメントをおすすめします。目にしみにくいトリートメントを選ぶことで、すすぎのときに目をつぶるのが苦手な子どもも使いやすくなります。
トリートメントが頭皮につくと、刺激を与えてしまうため、頭皮につけず髪の毛のみにつけて最後にしっかりと洗い流してあげましょう。頭皮に残ったままでは、頭皮の状態が悪くなってしまいます。
トリートメントの効果的な使い方と頻度
トリートメントは毎日必ず使うのではなく、髪質や髪のダメージ具合・紫外線による乾燥が気になる場合のみ使うのがおすすめです。
トリートメントの量は、パッケージに記載されているものを目安にします。髪の中間から毛先に向かってトリートメントをつけましょう。頭皮につけないよう注意してください。手でなじませた後、コームを使って全体になじませて5分程度おくとさらに効果的です。
洗い流した後もトリートメントが残っていると、かゆみやフケにつながるおそれがあるため、すすぎに重点を置いて洗い流してあげましょう。襟足や耳の周りは特に洗い残しやすいため、しっかりすすいで流し切ることが大切です。
まとめ
子どもの髪には、基本的にトリートメントは不要です。ただ、外で遊ぶ時間が長くなり、紫外線を多く浴びた場合や、クセが強く髪がまとまりづらいときなどには、トリートメントで髪を補修してあげると良いでしょう。子ども用のトリートメントを選ぶ際は刺激が少ないノンシリコン・無香料のものを選び、使った後はしっかりと洗い流してください。
子どもの髪の状態を常に観察しながら、トリートメントを使い始める時期を見極めると良いでしょう。