子どもがダンスを習うメリットとは?ダンス教室の選び方も紹介
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子どもが成長するにつれ、どのような 習い事を選ぶと良いのか気になりますよね。 数ある習い事の中で、ダンスは今、特に人気が高まっています。今回は、子どもがダンスを習うメリットやダンス教室の選び方を紹介します。子どもにダンスを習わせようか迷っているママ・パパは、ぜひ参考にしてみてください。
ダンスが子どもの成長に与える心理的なメリット
ダンスは自己表現の手段のひとつであり、 自分の感情や考え方を体でどのように表現したらよいのか、子ども自身が考え実践できるスポーツです。ダンスをすることで 自己肯定感や自信が育まれるだけでなく、 自分の考え通りに踊れたときは大きな達成感や充実感も得られます。
また、ダンスでは細かい振り付けやステップを習得する必要があり、短期間で集中して覚えることから、記憶力や集中力を鍛える効果が見込まれます。これはダンスだけでなく、他の勉強や日頃の生活においても役立つスキルであり、子どもの成長に良い影響を与えるでしょう。
グループでのダンスは、他のメンバーと振りを合わせて踊る必要があります。周囲と調和する力や協調性・コミュニケーション能力の向上も期待でき、自然と社交性も身についていくのです。発表会や舞台に立つ場面があると、メンバーと一致団結しながら活動ができ、成功体験を積むことで子どもが強く自信を持てるようになります。さまざまな挑戦の機会や 自己成長に向けた努力を促せるメリットもあります。
さらに、全身運動であるダンスをすることでエネルギーを発散でき、幸せホルモンであるセロトニンが分泌されるため、ストレス解消の効果も期待されています。成長期のまっただ中でさまざまな悩みを抱える子どもにとって、ダンスが心の安定を保つ手段になることも少なくありません。
ダンスが子どもの成長に与える身体的なメリット
ダンスは、心理的なメリットだけでなく 身体的なメリットも多いスポーツです。足腰を中心とした全身の柔軟性が向上し、運動神経や反射神経などが鍛えられるほか、子どもの基礎体力となる筋力・瞬発力・持久力・柔軟性などの向上も期待できます。3歳から8歳頃にバランス感覚やリズム感を覚えると、運動神経が発達するといわれているため、幼年期にダンスを習うことがその後、効果的に作用する可能性があります。
ダンスは有酸素運動であることから、基礎代謝の改善や脂肪燃焼効果などが期待でき、インナーマッスルも鍛えられ体全体のバランスを整えることができます。音楽に合わせて踊ることでリズム感も養われ、ダンス以外のスポーツや音楽などにも役立つのです。
子どもの猫背が気になる場合にも、ダンスがおすすめです。リラックスして体が緩んだ状態から運動をし、ダンスによって全身の筋肉がバランスよく発達するため、姿勢を整える効果が期待できます。
ダンスを通じて自己表現の方法を学ぶと、芸術性が高まり創造力が育まれる効果もあります。 運動と芸術の両方を兼ねているのがダンスの大きな魅力です。
ダンス教室の選び方と確認すべきポイント
ダンス教室を選ぶときには、子どもが続けられるか・楽しく学べるかを見極めるために、教室の雰囲気や指導方針を事前に確認しておきましょう。
インストラクターの指導スタイルや経験も、ダンス教室の特徴に大きく関係しているため、できる限り詳しく確認しておくことが必要です。目指したいダンスの形や目標によって、受けるレッスンの内容やレベルも変わってくるため、入会前に体験レッスンを受けて子どもの様子を観察すると良いでしょう。
子どもの習い事は、保護者の送迎が必須となるケースも多く、教室の立地や交通アクセスも重要なポイントです。また、レッスンの曜日や時間帯は無理なく通えるスケジュールであるかもしっかり確認しましょう。
まとめ
子どもが習い事を始めるときには、保護者にもさまざまな悩みや不安がつきものです。ダンスには心と体の成長を促すメリットがたくさんあります。子どもが楽しんで続けられるのが何よりですので、体験レッスンで反応を確かめてみるのもおすすめです。