夜間断乳って本当にできる?成功させる4つのポイント!
多くの赤ちゃんは、生まれてから1歳前後になるまで、夜間に2~3回程度授乳をします。ですが、1歳を過ぎたころから、だんだん夜中に起きる回数が減り、授乳回数が減ってきます。赤ちゃんが長時間授乳なしで眠ってくれるようになってきたら、夜間断乳を始めましょう。
夜間断乳とは、赤ちゃんが寝る時間から朝まで授乳をやめること。夜間断乳は卒乳への大事なステップです。そこで今回は、夜間断乳の始め方やコツ・スムーズに進めるためのお役立ちグッズなどをご紹介します。
目次
夜間断乳はいつから始める?開始の合図は?
夜間断乳のスタートは、だいたい1歳を過ぎたら。1歳2~3カ月で始める方が多いようです。こういった点を目安にしましょう。
・長時間眠れるようになり授乳回数が減った
・夜中にママのおっぱいがなくても寝られるようになった
・離乳食をしっかり食べられるようになってきた
・言葉をなんとなく理解できるようになってきた
もちろん個人差があるので、タイミングを焦る必要は決してありません。
夜間断乳のはじめ方。成功させるための4つのステップ
赤ちゃんに言葉で伝えよう
まずは、夜中におっぱいは飲まないということを赤ちゃんにやさしく教えてあげましょう。この時期の赤ちゃんは、完全にママの言葉がわかるわけではありませんが、少しずつ理解できるようになってきています。
おっぱいに替わる就寝方法を見つけよう
寝かしつけのとき・夜中に泣いたとき、添い乳が当たり前になっている方もいるかもしれません。そういった場合は特に、おっぱいがないと赤ちゃんはどうやって寝たらいいかわからなくなってしまいます。
そこで、おっぱいに替わる就寝方法を見つけてあげてください。例えば、背中をトントンやさしくさする・腕枕をする・赤ちゃんの呼吸にあわせて寝息を聞かせる・子守唄を歌うなどいろいろな方法があります。赤ちゃんの寝やすい方法を探していきましょう。
生活リズムを整えておこう
赤ちゃんができるだけスッと寝られるように、生活リズムを整えておくことも大事です。お昼寝はダラダラさせないようにし、1時間程度にとどめて。また、起きている間はできるだけたくさん体を動かして活動的に生活させましょう。食事の時間も毎日規則正しく。このようにメリハリをつけることで寝付きがよくなり、長時間眠れるようになります。
最初はうまくいかなくて当たり前。でも、やると決めたら3日は続けてみよう
卒乳へのファーストステップともいえる、夜間断乳。しかし、実際に始めようとすると最初は思うようにいかないことがほとんど。夜間断乳の最初は、多くの赤ちゃんが夜中に起きて大泣きします。ここでおっぱいをあげないことにママさんは辛く感じてしまうかもしれませんが、やると決めたら3日は続けてみましょう。徐々に慣れてきて断乳できるようになります。夜間断乳は赤ちゃんの成長過程のひとつと考え、気持ちに余裕を持ちながらチャレンジしてみてくださいね。
おすすめグッズは?おしゃぶりやオルゴール、入眠グッズを活用!
ママのおっぱいがなくても赤ちゃんがすんなりと寝られるように、グッズを活用してみましょう。
おすすめなのは、おしゃぶりやガラガラ・オルゴール。グズってなかなか寝つけないときや夜中に目を覚まして泣いたときなどに、こういったグッズがあるととても便利です。
ーー例えばこんな商品がありますーー
夜間断乳はできるようになるまでは大変ですが、夜間断乳に成功すると昼間の断乳もスムーズになり、卒乳しやすくなります。また、赤ちゃんにとっては、まとまった睡眠時間がとれるようになる・虫歯のリスクが減るといったメリットが。ママさんにとっても、夜中におっぱいをあげなくなることで睡眠時間が増え、体も心もラクになるはずです。
ママさん・赤ちゃんにとってより楽しい暮らしができるよう、良きタイミングでチャレンジしてみてくださいね♪