食欲の秋到来!!離乳食や幼児食に季節の食材を取り入れてみよう
食欲の秋がやってきます。旬の食材は栄養価が高いので、体を元気にする源になるともいわれるのを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。栄養が必要な赤ちゃんの離乳食にも秋の味覚を使ってあげたいですよね。今回は、秋に食べたい旬の食材を取り入れた離乳食について紹介します。
目次
離乳食にも旬食材を!旬の食材オススメポイント
旬の食材を食べると体にもいいとぼんやり聞いたことがある人もいると思いますが、旬の食材を食べるべき理由がいくつかあります。
中でも注目したいのは栄養価の高さ。その時期のその気候や気温に適した食材が食べごろを迎えるのが旬なので、その季節を過ごすためにぴったりの栄養価を含んでいるのです。しかもその食材の味が最もおいしいのも旬の季節。もはや旬の食材を逃す手はありません。
また、価格が安いのも魅力のひとつになります。流通量が多くなるので、価格が下がって家計に優しいのです。流通量とともに回転率も高くなるのでいつでも新鮮な食材を手にすることができます。
家計にも体にも優しい旬の食材をぜひ離乳食にも使ってみましょう。
旬の食材を使う際に気をつけなければいけないこと
旬の食材を離乳食に使うことは非常に良いことですが、使う前に気を付けておくべきことがあるのでしっかり確認しましょう。
●赤ちゃんが食べられる時期かの確認
食材によっては、まだ赤ちゃんが食べても良い段階になっていないものもあります。離乳食は、赤ちゃんの体の成長に合わせて消化機能を見ながら、食べられるものを徐々に増やしていく食事です。そのため、赤ちゃんの月齢と食材を照らし合わせて、本当に食べても良い食材かどうかをきちんと確認することが必要になります。
まだ食べてはいけない時期に与えてしまうと、消化不良などを起こしてしまったり、アレルギー反応が出てしまう恐れもあるので、赤ちゃんに与えるときは慎重に検討しましょう。
●オススメ食材
旬の食材を離乳食に使うのならオススメなのは『新米』と『さんま』と『梨』です。それぞれの気を付けたいポイントについてみてみましょう
新米はおかゆにしてすりつぶして与えるのが一般的です。まずは何も入れないおかゆの状態から与えることがほとんどですが、慣れてきたらほかの食材と混ぜて混ぜご飯にするのもいいですね。ただ、新米は粘着力も高いので、のどに詰まらせないようにしっかりと水分を混ぜて食べさせましょう。さんまは栄養価の高い青魚ですが、与えるのは離乳食後期がベスト。小骨が多いのでしっかりと身をほぐして取り除いて赤ちゃんののどに刺さらないように注意してあげてください。
梨はすりおろして果汁を絞って与えるのがオススメです。初期の頃に食べられるメニューとして重宝します。
段階別オススメレシピ
次は赤ちゃんの成長に合わせた、オススメレシピを紹介していきます。
●初期:梨ジュース
梨をすりおろして、梨の量の2倍の白湯と一緒に混ぜて与えましょう。絞るときはお茶パックを使うと便利です。薄める前の梨果汁を冷凍しておくといつでもあげることができます。
●中期:新米で作る混ぜご飯
秋は新米もおいしい季節です。いつものおかゆのお米を新米に変えて、混ぜご飯を作ってみましょう。市販の離乳食のパウチになったおかずを使っておかゆと混ぜた混ぜご飯なら簡単ですよね。混ぜ合わせて適温になるまで加熱しましょう。
●後期:さんまのつみれあんかけ
離乳食で魚料理をするなら刺身用の魚を使うと簡単です。
刺身用のさんまを刻んですりつぶしてすり身状にしたあと、片栗粉を少々加えて団子にして茹でます。茹で上がったらとろみをつけた出汁に絡めて食べさせてあげましょう。
赤ちゃんはとろみがついているほうが食べやすいので、出汁にとろみをつけるのがオススメ。
旬の食材を使った離乳食についてご紹介しました。旬の食材を使って離乳食のレシピをあれこれ考えるのも楽しいですよね。また、赤ちゃんにもしっかりと旬の味わいを感じてもらいたいと感じますよね。与えてもいい時期かどうかに気を付けながら旬の食材を使った離乳食作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。