安定期っていつから?症状や過ごし方とは
つらいつわりの時期を乗り越えてようやく迎える安定期。「安定期に入ったら食欲が戻った」「友達とお茶するゆとりができた」と聞くことがありますが、「安定期って具体的にはいつごろから?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。今回は安定期の期間や症状、過ごし方を紹介します。
目次
妊娠安定期と呼ばれる期間はいつからいつのことを指す?
安定期と呼ばれるのはいつ頃からなのでしょうか。また、どんな症状が現れるのでしょうか。
期間
妊娠安定期は、一般的に妊娠5ヶ月目以降を指します。「安定期まではつらかった」「安定期になったから温泉旅行に行ってくる」などの先輩ママの話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
母体の状態・症状は?
個人差はありますが、安定期に入るとつわりがおさまり食べ物を食べられるようになります。また、不安感や苛立ち、体調不良なども和らぐことが多いです。
妊娠線がはっきりと出始め、お腹の張りも大きくなるのが安定期です。体つきも丸くなり、妊婦さんらしい体型になります。
ほかにも、胎動を感じ始めるのも安定期頃からです。おなかの赤ちゃんの存在を確かなものだと感じ始める時期かもしれませんね。
安定期の過ごし方
安定期はどのように過ごすのが良いのでしょうか。安定期におすすめの過ごし方を紹介します。
出産や産後の準備
安定期に入ると、つわりのときのような体調不良から解放される人も多いです。そこで、おなかがもっと大きくなって動きづらくなる前に、出産や産後の準備をしておくのがおすすめです。里帰り出産をするのなら実家近くの産院を探したり、体型に合った服を探したりとしっかり準備をしておきましょう。
保険やお金関係の手続き確認
出産をするときは、加入している健康保険からさまざまな費用がおりることになっています。それらの支給には手続きが必要なので、申込書などの書類や給付条件を調べて用意しておきましょう。
また、切迫流産や早産など緊急性・危険性が高いものについては別途保険がおりることがあります。そうなったときに慌てないよう、事前に説明を聞いておくのもおすすめです。
歯科治療
妊娠中に歯周病になると、低体重の赤ちゃんが生まれたり、早産になったりする恐れがあるといわれています。そうなる前に、安定期に入ったらすぐに歯のチェックをしてもらい、問題があれば産婦人科の主治医に相談のうえ歯科治療を済ませましょう。
適度な運動
妊娠すると体が動かしづらくなるため、運動不足になることが多いでしょう。しかし、適正な体重を保ったり、便秘を解消したりするには適度な運動が欠かせません。体調が良い日は散歩をするなど少しずつ運動を取り入れた生活を始めましょう。
身体を冷やさない
安定期に入ると、いよいよ体が赤ちゃんを産むための準備を本格的に始めます。体を冷やさないように手首や足首、首などをしっかりと温めましょう。飲み物は温かいものを積極的に飲むようにしたいですね。
両親学級などに参加する
自治体やボランティア団体などが主催している両親学級に参加するのもおすすめです。夫婦ふたりで子供を育てていくという意識をしっかり共有するためにも、両親学級に通ってママ・パパになるための心構えや出産の準備などを学びましょう。
マタニティフォトなど記念イベント
妊婦として過ごすのは1年に満たない短い間ですが、おなかの中で命を育むとても貴重な時間です。マタニティフォトなどを撮影すると記念になるでしょう。
友人に会う、外食に行く
安定期になると、妊娠初期よりも気持ちや体調にゆとりが出て動けるようになります。子供が生まれたらしばらく出かけることが難しくなるため、今のうちに友人に会ったり、外食に行ったりしておきたいですね。
まとめ
今回は安定期について紹介しました。赤ちゃんが生まれると、しばらくは時間に余裕がなくなるケースがほとんど。安定期のうちに、ランチや映画などゆっくりと自分の時間を楽しみましょう。