もしかして妊娠?超初期に感じる体調の変化や症状
「体の様子がいつもと違う…?」思い当たることがあるのなら、もしかして妊娠かもしれません。では妊娠したばかりのタイミングで現れる超初期症状はどんなものなのでしょうか。今回は、妊娠の超初期に生じる体の変化や症状について解説します。
妊娠超初期とは?
妊娠超初期とは0週~3週ぐらいの時期を指します。妊娠していたとしても、検査薬で正確な反応が出ないタイミングですが、人によっては体調に変化が出ることがあるようです。
この時期の過ごし方には注意すべきことがあるので、体調の変化を感じたら後述する注意点も考慮して過ごすことが大切です。
妊娠超初期の症状をチェック!
妊娠超初期には症状が出る人・出ない人がいて、その感じ方には当然個人差があります。「そのときは気に留めていなかったけれど、あとから考えたらあれが超初期症状だったのかも?」と思い当たる人もいるかもしれませんね。
超初期症状でよくみられるのが、匂い・味の感じ方の変化・眠気を感じやすくなる・食欲の変化などです。
匂いの変化
例えば、炊き立てのごはんの匂いに吐き気をもよおしたり、好きだったお酒がおいしくなくなったりする、という話を聞いたことはないでしょうか。体内のホルモンバランスが変わることで味覚や匂いの感じ方に影響が出て、そういった症状がみられるようになると言われています。
眠気の変化
眠気については、胎児が子宮内で細胞分裂を繰り返しているためではないかと言われていますが、実際のところは定かではありません。また、食欲がいつもより増す(もしくは減る)こともあります。
体調の変化
このほかにも、めまいや頭痛、熱っぽさなど体調不良や風邪のような症状を感じたり、精神的に不安定になったりというメンタル面での不調を感じる人もいるようです。
さらに、おなかや胸の張りや痛み、肌荒れや少量の出血など生理痛のような症状、頻尿、便秘や下痢気味、おりものの変化なども超初期症状のひとつと言われています。
少々の体調不良ならちょっと休むだけで頑張ってしまう人が多いでしょう。しかし、いつもなら体調不良で済ませるような軽い症状こそが、実は妊娠の超初期症状だったということもあります。もしかしたら、と思ったら無理をしないようにしてください。
妊娠超初期の注意点
妊娠の超初期は、赤ちゃんの体の重要な部分が作られる時期でもあります。もし妊娠しているかもしれないと思ったら、なるべく早期に妊娠しているかどうかを確定させて、適切な過ごし方をしなければなりません。
そのため、生理が予定通りに来ない、妊娠の超初期症状が出ているなどの兆候が見られたら、市販の検査薬を使ってチェックしましょう。とはいえ、超初期の場合は正確な結果が現れないため、生理予定日から1週間経過したころを見計らってチェックしてください。陽性反応が出たら、なるべく早く産婦人科を受診することが大切です。
また、少しでも妊娠の可能性があるのなら、たばこやアルコール、服薬など、妊婦にNGとされるものは控えましょう。
たばこ・お酒に注意
特に、たばこは受動喫煙でも母体に悪影響を与える可能性があるので、妊婦と一緒に過ごす人にも理解と協力をお願いしたいものです。また、妊娠中にアルコールを摂取すると気分が悪くなることがあるだけでなく、おなかの赤ちゃんにも悪影響を与えることがあるので注意をしましょう。
お薬に注意
妊娠中の服薬は胎児に影響を与えることがあるため、自己判断で服用してはいけません。市販薬の購入や産婦人科以外で薬を処方してもらう場合は、医師への相談・妊娠中であることを忘れずに伝えましょう
まとめ
今回は妊娠の超初期症状と妊娠時の過ごし方や注意点について紹介しました。この段階であれば、まだ妊娠していることに気付かない方が多いタイミングですが、症状が少しずつ現れてくることがあります。少しでも妊娠している可能性がある人は、超初期症状や普段の生活にも気を配るようにしましょう。