妊娠初期のおりものの特徴は?色や状態で妊娠はわかる?
自覚症状が少ない妊娠初期は、おりものの色や状態の変化が妊娠に気づくきっかけとなる場合があります。
妊娠初期のおりものはどのような特徴があるのでしょうか。今回は、妊娠初期のおりものの色や状態について解説します。
目次
■妊娠初期のおりものの特徴
妊娠初期は、普段よりもおりものの量が増加する人が多いです。妊娠超初期の段階ではまだそれほど増えていない可能性もありますが、進むにつれて「あれ?」と気づくこともあります。
そんな妊娠初期のおりものの色は白っぽく、さらっとしているのが特徴です。個人差はありますが、すっぱいにおいがきつく感じる場合もあります。確率は高くはないですが、着床出血がある場合は、おりものに混ざって少量の出血があることもあります。
妊娠初期のおりものと生理前のおりものとの違い
おりものは、女性ホルモンによって変化します。女性の体の状態を知る指標にもなるので、日ごろから自分のおりものがどんな状態なのかを把握しておくことも大切です。
ここでは、妊娠初期のおりものと生理前のおりものとでは、どのような違いがあるのか、詳しく解説します。
おりものの量
妊娠初期のおりものは、生理前のおりものに比べると量が多くなります。妊娠初期は女性ホルモンの分泌が増え始めるため、おりものの量が増えてくるのです。
おりものの色や状態
妊娠初期のおりものは白色やクリーム色で、さらっとしているのが特徴です。また、妊娠初期に起こる着床出血により、少量の出血がおりものに混じって、茶色やピンク色になることもあります。一方、生理前のおりものは白っぽく、どろっとしたおりものであることが多いです。
おりもののにおい
おりもののにおいにも注目してみましょう。妊娠初期のおりものは生理前のおりものに比べて、すっぱいにおいがきつく感じることがあります。すっぱいにおいを強く感じるようなら、妊娠初期である可能性が高いでしょう。
「妊娠初期のおりものかも」と思ったら・・
「このおりものは、いつものおりものと違うかも…」とおりものに変化を感じたら、妊娠している可能性も視野に入れて、次のようなことを試してみましょう。
妊娠検査薬を使ってみる
まずは妊娠検査薬を使ってみましょう。妊娠検査薬が使用できるのは生理予定日の1週間後からです。それより前に検査をすると、正しく判定できない可能性がありますので、必ず予定日よりも1週間以上すぎてからにしましょう。
妊娠検査薬はドラッグストアなどで購入できます。どのドラッグストアにも置いてあるので、いつでも気軽に入手可能です。しかも、尿で検査をするだけなので、自分で簡単に検査できます。金額も安価なので、妊娠する可能性がある人は、自宅に用意しておいても良いかもしれません。
婦人科を受診する
婦人科に行って調べてもらうのもひとつの方法です。妊娠検査薬で調べて陽性の場合は、必ず病院に行く必要がありますが、陰性だった場合も気になることがあれば受診して、医師に相談してみましょう。
おりものの変化は、体からの重要なサインかもしれません。感染症によって、おりものに変化が起こっていることもあります。おりものに変化があったり、気になることがあったりすれば早めに受診することをおすすめします。
いつ頃からおりものの様子が変わったのか、どんなことが気になるのか、どのようなおりものが出ているのかを記録し、病院で検査してもらいましょう。
まとめ
今回は、妊娠初期のおりものの色や状態について解説しました。妊娠に関係なく、おりものは出るものなので、妊娠かそうでないかの違いがわかりづらいのが特徴です。しかし、妊娠初期のおりものには、生理前のおりものとは異なる点もいくつかあるので、妊娠の可能性がある場合は、検査薬などを使って検査してみましょう。
心配なら婦人科を受診して検査する方法もあります。感染症の可能性も否定できないため、早めに受診しましょう。