胎教はいつからはじめるべき?音楽以外の方法もおすすめ!
生まれてくる子どものために何かしら良い影響になるものはないだろうか…と考えた時、「胎教」を選択してみてはいかがでしょうか。胎教は、親子のコミュニケーションやママのリラックスに役立つメソッドとして捉えられています。音楽以外にもさまざまなやり方があるので、ぜひ試してみてください。今回は胎教の考え方から取り組み方まで、詳しくご紹介します。
目次
胎教とは?いつからはじめるべき?
胎教とは、ママやパパがお腹の赤ちゃんに音楽を聴かせたり話しかけたりする、さまざまな活動のことを指します。「赤ちゃんへの教育」というより、お腹のなかの赤ちゃんと積極的にコミュニケーションをとり、良い影響を与えるように活動するものと考えると良いでしょう。
胎教の効果は立証されていないものの、赤ちゃんは羊水をとおして外界とのつながりをもっています。リラックスしながら働きかけてみてはいかがでしょうか。
胎教をはじめる時期に決まりはありません。体調が安定して、ママが気持ちに余裕をもてる状況になったら取り組みましょう。胎動がはじまる時期などは胎教をはじめる目安のひとつになります。
胎教には音楽が良い?おすすめは?
胎教というと、音楽を思い浮かべるママやパパは多いのではないでしょうか。なかでも代表的なのが、リラックスを誘い、情緒を育てるといわれているクラシック音楽です。とはいえ、胎教にルールはなく、使う音楽に決まりがあるわけではありません。
音楽の好みは個人差が大きく、慣れないものを我慢して聞くのは疲れてしまいます。ポップ、ロック、ジャズでも、ママが好きだと思う音楽や、ストレスを感じずに楽しめる音楽を胎教に取り入れると良いでしょう。
胎教の効果は科学的に立証されているものではないため、思うような成果が実感できなくても心配する必要はありません。ママが楽しく取り組むのが第一です。胎教はパパも参加できるので、夫婦で一緒に愛情を注ぎましょう。
音楽以外にも!おすすめの胎教の方法
音楽以外にも、さまざまな胎教のやり方があります。代表的なものをみていきましょう。
話しかける
「おはよう」「おやすみ」といった日常の挨拶や1日のできごとなど、何でも赤ちゃんに話しかけてみてください。赤ちゃんの聴覚は、妊娠5ヶ月頃にできあがるとされています。ママやパパ、上のお子さまがいればお子さまと一緒に声を聞かせてあげると良いですね。また、歌ってみるのもおすすめです。
お腹をなでてスキンシップをとる
肌の触れ合いはオキシトシンの分泌を促すので、お腹をなでると愛情を実感しやすいでしょう。妊娠7ヶ月を過ぎると赤ちゃんは外からの刺激に反応するようになり、胎動でコミュニケーションを取れるときがあります。お腹をなでるときは必要以上に力をいれず、膨らんだお腹をさする程度で行いましょう。お腹が張りやすい方は、無理をせずに取り組んでください。
絵本の読み聞かせをする
お腹のなかの赤ちゃんに絵本を読み聞かせするのも胎教におすすめです。心がなごやかになるものや、気分が明るくなる絵本を選びましょう。読み聞かせする際は、感情を込めて優しいトーンで、赤ちゃんに話しかけるように行うのがポイントです。
キックゲームでコミュニケーションをとる
お腹のなかの赤ちゃんが活発に動くようになると、キックゲームで親子のコミュニケーションが取れるときがあります。赤ちゃんがお腹を蹴ったら、お腹を軽くたたいて反応をみてください。リアクションが返ってくると、愛情が深まるでしょう。
適度に体を動かす
赤ちゃんがお腹にいるときにママが気持ち良く体を動かすのも、立派な胎教のひとつです。運動を行ってもよいかどうか、事前に医師に確認をして、問題なければ無理のない範囲で運動しましょう。妊娠中の運動には、散歩、マタニティヨガ、マタニティビクス、マタニティスイミングなどがおすすめです。軽めの運動はママのストレス解消に、また、妊娠中にありがちな便秘や腰痛の解消にも役立つでしょう。
まとめ
胎教には、特別な道具は必要ありません。難しく考えずに、気軽に取り組んでみてください。胎教は、妊娠中に必ずしなくてはいけないというものではありません。とはいえ、音楽を聴いたり赤ちゃんに話しかけたりすると、ママ自身がリラックスでき、愛情を実感しやすいので、無理のない範囲で取り組んでみてはいかがでしょうか。