アパートで子育て予定の方へ!子どもの”音”を抑える騒音対策
アパートなどの集合住宅で生活していると、気になるのが生活音ですね。特に子どもがいる場合、近隣の住民と騒音トラブルになることも少なくありません。アパートで子育て予定の方に子どもの“音”を抑える騒音対策についてご紹介します。
目次
子どもの音が原因でトラブルに!
大人だけが生活している以上にトラブルになりやすいのが、子どもが日頃立てる物音です。どのような音が気になるのか、トラブルを防ぐコツについてお話します。
子どもの足音が騒音
アパートでの騒音トラブルの上位に来るのが、子どもの足音です。これは、歩き方が関係しています。子どもはかかとを先に床につけるクセがあるので、床を叩く衝撃音が階下や隣近所の部屋に響いてしまうのです。走ると余計に音が大きく感じてしまいます。
この子ども特有のクセを直させるためには、スリッパを履かせることです。スリッパを履くと脱げそうになるので、かかとをつけるクセが直ります。
また、走ることができないので、騒音が格段に改善されます。履かせるスリッパの裏素材を柔らかいものにしておくと、より音が出にくいのでおすすめですよ。
トラブルを防ぐには
生活している以上、子どもの足音を完全に消すことは難しいものです。しかし、できるだけご近所トラブルを防ぐためのコツを知っておくことは大切です。
まず、ひとつ目は、近隣の方とコミュニケーションを取っておくことです。アパートだと顔を合わせる機会が少ない、付き合いがないというケースが多いもので、トラブルを生む原因となります。
逆に、ゴミ捨てなどの際に言葉を交わすなど、折を見てコミュニケーションをとり、子どもがいることも話しておくと、アドバイスなどをもらえることもありますよ。
ふたつ目は防音グッズを購入することです。できるだけ階下や隣近所に音を漏らさないような工夫をすることが大切です。
【子どもの騒音対策】アパートの選び方
子どもの騒音対策として、アパートの選び方にもポイントがあります。
足音防止で1階を選ぶ
ひとつ目は1階の部屋を選ぶことです。隣近所よりもよく音が響くのが、上の部屋の音です。特に子どもが走るなどすると、頭の上で音がすることになります。
大人でも足音は立てるわけで、完全に足音を消すことは不可能です。ましてや、子どもに「走るな!」と注意しても防ぐことは難しいでしょう。そこで、1階を選べば、階下の人への騒音は防ぐことができますね。また、角部屋を選ぶのもおすすめです。隣に部屋がないため、足音が騒音だと感じるご近所さんを減らすことができます。
子どもとの相性が良いファミリータイプを選ぶ
ふたつ目はファミリータイプの物件を選ぶことです。多くの場合、ファミリータイプの部屋はRC構造になっており、騒音に強いという特徴を持っています。
また、隣接する部屋の間取りが左右対称になっていると、寝室の隣に騒がしいリビングがくるということがなく騒音を減らすことができます。
おすすめの防音対策グッズ
最後におすすめの防音対策グッズをいくつかご紹介しましょう。
防音のカーペット・ジョイントマット
足音を防ぐためには、カーペットやジョイントマットを利用するのがおすすめです。
低反発のマットだと厚さが4~5センチほどあるので、しっかり音を吸収してくれます。小さな子どもがいて汚しやすい場合は、ジョイント式のプレイマットを使用するといいでしょう。部屋のサイズに合わせて配置でき、1枚から購入ができるので便利です。汚れた場合、そこだけ捨てることができるので経済的です。
音を遮断する働きがある遮音シートを利用するのも非常に有効です。両面テープなどで簡単に壁に貼りつけることで、外に音が漏れないようにすることができます。ただ、あまりやり過ぎると、部屋の中で音が反響するので注意が必要です。
防音カーテン
外の音を部屋の中に入れないという働きもしてくれるのが防音カーテンです。騒音は足音だけではなく、声も同様です。「子どもの泣く声や甲高い声が気になる」という苦情を聞くことでしょう。防音カーテンは、そのような高い音を防ぐのに向いており、かつ窓を二重窓にするといった手間がない手軽さが人気です。
アパートのような集合住宅では子どもの立てる足音や声が騒音になることが多々あります。トラブルを回避するコツを上手に取り入れながら、アパート選びをしましょう。また、騒音をさけるための防音グッズも利用することをおすすめします。