失敗しないベビーチェア選び
ベビーチェアは赤ちゃんが離乳食で食事をするときの必需品。姿勢の安定や家にあるテーブルの高さとの兼ね合いなどのことを考えると、選ぶのに迷ってしまいますよね。ベビーチェアはどのように選べば良いのでしょうか。失敗しないベビーチェアの選び方について、ご紹介します。
目次
ベビーチェアを使うタイミングとメリット
ではベビーチェアを使うときのタイミングとメリットについて紹介していきます。
●いつから使う?
ベビーチェアは、赤ちゃんが自力で座ることができるようになってからが使いどころ。ちょうどそのころは離乳食を食べ始める時期でもあるため、離乳食の導入と同時にベビーチェアの購入を考えるママ・パパが多いでしょう。
●メリット
もちろん、自分で座ることができるのなら、椅子ではなく絨毯の上などに座らせてご飯を食べさせる方法もありますよね。しかし、多くの人がベビーチェアを使っているのにはきちんと理由があるのです。
まず、椅子に座って食べる習慣ができるメリットがあるため、必要だと考えているママ・パパは多いようです。保育園や幼稚園に通うようになると、食事は椅子に座って摂ることが大半です。そのため、椅子に座ってご飯を食べることを覚えてもらうことは、必須といえます。
次に、椅子に座ることで姿勢が安定し、集中して食事に向かうことができるメリットもあります。背もたれやテーブルによって安定した姿勢で食べることができるので、赤ちゃんにとっても嬉しいですよね。
ほかにも、しっかりと座らせて安定させることで、噛む力がつくなどのメリットもあり、多くのママ・パパがベビーチェアを使っているのです。
上手なベビーチェアの選び方
●使いたい場所、用途を決める
ベビーチェアをどこで使いたいのかによって、選ぶものが大きく変わります。
大人と一緒にダイニングテーブルで食事をするときに使うのか、ローテーブルでの食事に使うのか、座る練習のために使うのかなど、使いたい場所や用途を決めてから選びましょう。
●必要な機能を確認
ベビーチェアにはさまざまな機能が備わっています。安全性が高いものが良いならベルト付き、年齢が上がっても長く使いたいのなら高さ調節機能がついているものなど、どんな機能が必要なのか、事前に検討してから購入しましょう。
●使いたい時期を明確に
赤ちゃんの時期だけ使いたいのか、大きくなってからも使いたいのか、使いたい場所や用途と同じようにどんな時期に必要なのかによっても大きく変わります。使いたい時期を考えて選んだほうが良さそうですね。
●安全性の確認も
赤ちゃんは自分の力で座ることができても、椅子に座ることによって突然訪れる危険を回避することはできません。たとえば、ふとした拍子にずり落ちてしまう、ひっくり返ってしまうなどの危険があるため、安全性の確認をしっかりと行いましょう。
タイプ別ベビーチェア
ここではタイプによって違うベビーチェアを紹介していきます。
●ハイチェア
ハイチェアは、高さ調節機能があるものが大半で、赤ちゃんの時期から幼児になるまで使うことができます。そのため、ダイニングテーブルで大人と一緒に食事をするときに便利。ただし、大きいので動かさずにダイニングに置いたままで使うのが一般的です。
●ローチェア
ローチェアは、低い椅子です。テーブルがついているものもありますので、そこに座らせてそのまま食事をすることができます。離乳食の段階では、このローチェアを使う家庭が多いでしょう。
●テーブルチェア
テーブルチェアはテーブルに固定して使う椅子です。コンパクトな造りなので持ち運びも可能ですが、赤ちゃんの時期しか使えないデメリットもありますが、外出用にひとつ持っておいてもいいかもしれませんね。
●バスチェア
バスチェアはお風呂で使う椅子です。この椅子があれば、赤ちゃんだけお風呂に入れるのではなく、自分も一緒に入ることができるので便利です。ただ、お風呂場に置きっぱなしになるので、衛生面には気を付けたいですね。
今回はベビーチェアの選び方や特徴についてご紹介しました。ベビーチェアと一口にいっても、たくさんの種類や形状、機能があるので、どういったときに使いたいのか、月齢でどのくらいから使いたいのか。これらをしっかり考えた上で購入するのが良さそうですね。