2歳頃から始める新しい遊び!自転車
子どもが初めて乗る乗り物ですが、三輪車や自転車が一般的だといえるでしょう。特に自転車は、移動手段や身体能力の向上などを目的として乗ることになります。この自転車ですが、幼児でも乗れるタイプはあるのでしょうか。
この記事では2歳ごろから始める自転車遊びについて紹介します。
2歳頃から乗れる自転車がある!?自転車遊びの始め方
自転車というと、少し大きい子どもが乗るようなイメージですが、2歳頃から乗れる幼児向けの自転車もあります。では、小さい子どもが自転車に乗る場合は、どんな遊び方をすると良いのでしょうか。
ここでは自転車遊びについて解説します。
●最初はペダル無し自転車を選ぼう!
自転車といえば一般的にはペダルがある自転車を想像しますが、幼児が初めて乗る自転車はペダル無しの自転車がおすすめです。サドルにまたがって、足で地面を蹴って進む自転車で「足けりバイク」と呼ばれることもあります。ペダル付きの自転車よりも乗るのが簡単なので、まずはこの自転車から乗らせてみましょう。
足けりバイクはさまざまな種類があり、価格も5,000円程度で買えるものもあるので、気軽に買うことができます。「とりあえず自転車というものに触れさせたい」という場合は、この足けりタイプの自転車が最適です。
2歳児ならまだペダルをこぐのは難しいため、足けりタイプの自転車を通して、乗り降りや、方向転換、進み方など自転車の乗り方を体で覚えさせ、その感覚を生かして次のペダル自転車に進むと良いでしょう。
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●公園や広場などで楽しもう
おうちの中で乗れる幼児用の自転車もありますが、おうちの中では動ける範囲が限られてしまいます。また、まっすぐ運転できずに家具などに顔や頭をぶつける危険性も。しかも家の中は狭いので、自転車に乗るメリットを受けにくいでしょう。やはり、自転車は公園や広場などの広い場所で遊ぶのがベストです。
最初はうまく乗れずに、自転車ごと転んだり倒れたりすることもあるため、必ずママ・パパの目が届く範囲で遊ばせてあげましょう。
自転車遊びのメリットと注意点
では、自転車遊びにはどんなメリットがあるのでしょうか。メリットを解説すると同時に、乗せて遊ぶときに気を付けておくべきことについて紹介します。
自転車遊びの一つ目のメリットは、「バランス感覚が養われる」です。バランス感覚が養われることで、もう少し成長してから乗るペダル自転車に移行しやすくなります。
いきなりペダル付きの自転車に乗るよりも、最初のペダル無しの足けり自転車に乗って練習しておいたほうが、バランス感覚が備わるので、より早くペダル自転車がクリアできるかもしれません。
二つ目のメリットは、「自転車に乗ることで全身運動になる」です。ハンドルを握ったり、足で地面を蹴ったり、曲がるときに腰をひねったりと、非常に多くの動きが必要になるのが自転車遊び。全身がくまなく鍛えられるため、健康な体づくりにおすすめです。
一方で注意点としては、「安全面に気を付ける」という点が挙げられます。まだ自転車に乗りなれていない子どもは、急に道に飛び出してしまう恐れもあります。そのため、公道は避け、公園やグラウンドで使用するのが安全です。なるべくほかの利用者に近づかないように広い場所で遊びましょう。
また、自転車で遊ぶ際は、ヘルメットやサポーターの装着を忘れないようにしてください。まだ乗り慣れていないうちは、子どもはよく転びます。慣れてきたらスピードを出す子もいるため、どんな状態で転ぶかわかりません。いざというときでも、大切な頭や体を守るために、ヘルメットとサポーターは常備しておきましょう。
自転車に乗れるようになると、行動範囲も広がって新しい世界が広がります。全身を使う遊びなので、体力づくりや身体能力の向上にも役立ちます。本記事を参考に、子どもとの楽しい自転車ライフを安全に楽しんでみてください。