赤ちゃんにおやつが必要な理由と、おすすめ商品
赤ちゃんの離乳食が順調に進んできたら、おやつも活用しましょう。食べ物への興味を引き出すだけでなく、口や手指の発達を促すのにも効果的です。
こちらでは、赤ちゃんのおやつの必要性やおすすめをご紹介していきます。
目次
赤ちゃんにおやつは必要?
赤ちゃんにとってのおやつの必要性と与える際の注意点を、詳しく解説していきましょう。まだ早いと考える人はいるものの、赤ちゃんにはおやつが必要です。
赤ちゃんにとってのおやつとは?
赤ちゃんのおやつは、大人のものとは違います。おやつというと、大人は甘い物やスナック菓子をイメージしがちなものの、赤ちゃんのおやつはあくまでも補食です。
赤ちゃんの胃や消化器官は未発達で、一度にたくさんの食べ物を摂取することができません。1日あたりの食事の回数も少なく、成長著しい時期に栄養やエネルギーが不足することが多いため、おやつで上手に補いましょう。
どんなものを、いつから与えるべき?
赤ちゃんのおやつは食事の一部と考えて、果物やチーズなどの乳製品、いも類、穀類などを使ったものが理想です。市販のお菓子を利用する場合は、パッケージ記載の適用年齢を参考に選ぶと良いでしょう。
おいしいおやつは口まわりや消化器官の発達を促し、赤ちゃんに食べる喜びを教えるのに最適です。唇や舌を使って舐め、噛んで味わえるよう、月齢に合った硬さのものを選んでくださいね。
おやつは離乳食と違い、赤ちゃんが自分の手を使って食べられるのも魅力でしょう。赤ちゃんの手指の触覚を鍛え、筋肉の発達を促すのに役立ちます。赤ちゃんが自分で持てる、指でつまめるものなど、形にもこだわっておやつを選んでください。
どれくらいの頻度・量にするべき?
パパやママ、兄弟、お友達と一緒の楽しいおやつタイムは、赤ちゃんの豊かな感性や社会性も育みます。しかし、際限なくおやつを与えるのは、好ましくありません。
赤ちゃんのおやつの適量は、1日に必要とするエネルギー量の10~15%が目安です。離乳食に響かないよう、与えすぎやダラダラ食べは控えましょう。
赤ちゃんが喜ぶから、欲しがるからとおやつを与えるのもNGです。赤ちゃんは自分で食欲をコントロールできません。パパやママが量や与える時間を管理して、安全に赤ちゃんにおやつを食べさせてあげましょう。
持ち歩きに便利なものから簡単手作りおやつをご紹介
赤ちゃんにおすすめのおやつを、持ち歩きに便利な市販のおやつと、簡単手作りおやつに分けてご紹介していきましょう。
持ち歩きに便利な市販品
・ハイハイン
・卵ボーロ
・やさいラムネ など
外出用のおやつは1回分の食べきりサイズで、個包されているものを選ぶと良いでしょう。ボーロなどの小さいお菓子は、携帯用のケースに入れておくと安心です。
外出先でグズった赤ちゃんの気分を変える際にも、おやつを活用してください。
とっても簡単手作りおやつ
ほぼ味付け不要で作れるおやつをご紹介します。食材の味をそのまま生かして作ってみてくださいね。
・茹でマカロニのきなこ和え
茹でたマカロニの水をしっかり切り、きなこに少量の砂糖を混ぜたものを絡めるだけで完成です。マカロニ15gに対して、きなこ小さじ2杯を目安にしてください。
・りんごジュースのゼリー
りんごジュース360㏄を鍋で温めながら、水でふやかした粉寒天4gを溶かしましょう。粗熱が取れたら器に入れて、冷蔵庫で冷やし固めれば完成です。
まとめ
赤ちゃんにとっておやつは、健やかな心身の発達を促すために必要不可欠な食事です。ですが、何事にもバランスが大切ですよね。食生活がおやつに偏らないように注意しましょう。
おやつは離乳食同様に、ゆっくりと進めていくことをおすすめします。おやつは赤ちゃんの健康な体やワクワクする心を育てるのにも欠かせません。
便利なもの、安全なものを選んで、パパやママも赤ちゃんとのおやつタイムを楽しむといいですね。