生後1ヶ月の赤ちゃんはこんな感じ!成長の様子と特徴
赤ちゃんの成長は著しく、生まれたばかりのころと生後1ヶ月で比較すると、目で動くものを追えるようになったり、手足をばたつかせるようになったりと、発育も進んでいます。
今回は、生後1ヶ月の赤ちゃんの成長の様子と特徴について解説しましょう。
目次
生後1ヶ月の身長・体重、体つき
厚生労働省の発育調査によると、生後1ヶ月の男の子は身長50.9~59.6cm、体重3.5~6.0kgで、女の子は身長50.0~58.4cm 体重3.4~5.5kgぐらいです。
成長のスピードが著しいとはいえ乳幼児の成長には個人差があるため、この数値は参考程度にとどめてください。また、生後1ヶ月の赤ちゃんの特徴は、ふっくらとした体つきでしょう。いわゆる「赤ちゃんらしい」ふっくらとした肉付きの腕や足になってきています。
生後1ヶ月の成長の様子
生後1ヶ月になると、赤ちゃんはさまざまな動きや表情ができるようになっています。ここからはこの時期の表情や行動、生活の特徴など5つの赤ちゃんの成長の様子について見てみましょう。
見つめる、動きを追う
生後1ヶ月になると動くものを目で追いかけたり、自分に話しかけている人をじっと見つめたりすることができるようになります。
あやしてあげるときに、赤ちゃんの目の前でガラガラなどのおもちゃをゆっくりと振って動かしてあげると、目の動きが発達するようです。
手足をばたつかせる
生後1ヶ月を過ぎると運動機能が発達してくるので、手足をばたつかせることができるようになります。この動きで気持ちを表現する赤ちゃんも多くいて、特にうれしいときや機嫌の良いときには、笑顔を見せながらばたばたと動かすしぐさがよく見られます。
さらに成長が進んで2ヶ月直前になると、首を動かしたり、起こそうとしてみたりする赤ちゃんもいます。
クーイング(おしゃべりの初期)
「あー」や「うー」など喃語(なんご)を話す、クーイングをし始める赤ちゃんもいます。周りの大人に一生懸命話しかける赤ちゃんもいるので、同じように「あー」や「うー」で返事をしてあげましょう。
起きている時間が長くなる
1ヶ月ころになると、新生児のころよりも起きている時間がだんだんと長くなります。個人差もありますが、4~5時間まとめて寝ることも増え、だんだんとお父さんやお母さんの生活リズムに近づいてくるのです。
中には、なかなか寝てくれない赤ちゃんもいますが、睡眠時間にも成長速度と同じように個人差があります。あまり気にしないように見守りましょう。
排泄の変化
生後1ヶ月のころは、水のようなゆるいうんちが出ています。これは、母乳やミルクを飲んでいるためです。ある程度まとめて排泄できるようになってくることから、1ヶ月になるまでは授乳してはおむつを替える、の繰り返しだったという赤ちゃんでも、徐々に回数が減ってくるとされています。
生後1ヶ月でママ・パパとできること
生後1ヶ月を過ぎると、赤ちゃんとママ・パパが一緒にできることが少しずつ増えてきます。
そのひとつが外出です。まずは、自宅の中で窓を開けて部屋の中で外の空気に触れる外気浴からはじめ、慣れてきたら近所の散歩へ進んでいきます。光や空気、音、風など外の刺激に慣れるように、少しずつ段階を踏んで触れさせてあげましょう。
また、湯船での入浴も可能になります。これまではベビーバスを使って沐浴をしていた赤ちゃんですが、1ヶ月を過ぎたら徐々に抵抗力がついてくるので、一緒に湯船に入れるようになるのです。「大人にはちょっとぬるいかな…」という温度(38度ぐらい)のお湯に一緒に浸かりましょう。
ただし、のぼせてしまわないように短時間で済ませてください。
まとめ
今回は生後1ヶ月の赤ちゃんの成長スピードや特徴、一緒にできることについて紹介しました。赤ちゃんは日々目まぐるしく成長していきます。赤ちゃんの時期は本当に短いので、その成長を見逃さないように、家族全員で見守っていきましょう。