清潔を保ちたい!ぬいぐるみって洗濯できる?
部屋に飾ったり、赤ちゃんが触ったり口に含んだりするぬいぐるみ。いつも清潔に保っておきたいですよね。
「そもそもぬいぐるみって洗っても良いの?」「どうやって洗うの?」と疑問が多いです。
今回はぬいぐるみの洗濯について紹介します。
ぬいぐるみは洗ったほうが良い?
皆さんのおうちでぬいぐるみをどのように扱っているでしょうか。大半は飾っておいたり、赤ちゃんのおもちゃになっていたりする場合が多いと思います。
飾られているぬいぐるみは、ホコリやダニの温床になります。置いているだけで部屋中に舞っているホコリやカビ、ダニがぬいぐるみに蓄積しているのです。
赤ちゃんのおもちゃになっているぬいぐるみは、赤ちゃんが触ったり口に含んだり、食べ物をこぼしたりするとそこから雑菌が繁殖します。表面を拭いたり消毒したりするだけでは、完全に雑菌のもとを絶つことができません。衛生的にも心配なので、洗える素材のぬいぐるみなら、定期的に洗濯したほうが良いでしょう。
どうやって洗うの?
ぬいぐるみは洗ったほうが良いとはいっても、どのように洗えば良いのでしょうか。適している洗剤もぬいぐるみの状況によって違うので注意が必要です。
使う洗剤は、飾られているだけのぬいぐるみなら、埃の汚れがほとんどなので中性洗剤で洗うのがおすすめです。人が触ることが多いぬいぐるみは、皮脂汚れがついているので固形せっけんや粉洗剤を使うと良いでしょう。どんな汚れがついているかによって使う洗剤が変わるので、ぬいぐるみの汚れをよく分析しましょう。
また、ぬいぐるみを洗うときは、基本的に手洗いで洗います。まずは、40度くらいのお湯を大きめの桶に張り、洗剤を溶かしましょう。次にぬいぐるみを洗濯ネットに入れ、汚れている部分を中心に押し洗いをします。十分に押し洗いをして汚れが落ちたらしばらくつけ置きをするのが鉄則です。
つけ置きが終わったら、いちばん弱い力の設定で、洗濯機ですすいで脱水します。しっかり脱水できたら、形を整えます。つぶれてしまっていたら、このときに元の厚みに戻してあげると同時に、ブラシなどでぬいぐるみの毛並みを整えることも大切です。元通りの形に整えたら良く風が通る日陰で干しましょう。これでぬいぐるみの洗濯は完了です。
洗濯できないもの
たいていのぬいぐるみは洗濯することができますが、中には洗濯NGのぬいぐるみもあります。ここでは、洗濯できないぬいぐるみについて紹介します。
色が落ちるもの
水に濡れると色が落ちてしまうものは、洗濯に向いていません。洗濯する前に、濡らしたふきんでぬいぐるみをこすって色がつくなら洗濯はやめておきましょう。その場合は自宅で洗うのはあきらめ、クリーニング屋さん等に相談するのがおすすめです。
接着剤でくっついているもの
ぬいぐるみのパーツが縫い合わされているものではなく、接着剤等でくっついているものは洗濯が難しいです。洗濯することで接着剤が取れてしまう恐れがあるので、水で洗うのは避けましょう。
中綿が水に弱い素材のもの
ぬいぐるみの中綿の素材によっては、水に濡れるとかたまって偏ってしまうことがあります。表面の素材だけでなく、中綿の素材にも気を付けて洗濯できる素材かどうかを見極めましょう。ポリエステルやビーズなどであれば問題なく洗濯することができるので覚えておきたいですね。
まとめ
今回はぬいぐるみの洗濯方法について紹介しました。赤ちゃんの頃はぬいぐるみをプレゼントでもらうことも多く、そのぬいぐるみは、赤ちゃんが成長するまでずっとそばにいることも考えられます。定期的に洗濯していつでも清潔なぬいぐるみを保っておきたいですよね。
一般的なぬいぐるみはたいてい洗濯することができますので、水に濡らしても大丈夫かどうか、中綿は問題ないかどうか、どんな汚れがついていてどんな洗剤で洗えるのかなど、事前にぬいぐるみをチェックして洗濯をしましょう。