【生後2ヶ月】赤ちゃんの授乳間隔と回数を紹介!
生後2ヶ月ごろの赤ちゃんの成長は目覚ましいものです。ミルクを飲む量でも先月とは異なっていることがありますよね。どのくらいの間隔を空けて授乳をすると良いか、疑問に感じるママやパパも多いことでしょう。そこで今回は、生後2ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔と回数について紹介します。
生後2ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔って?
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ満足に母乳やミルクを飲むことができません。しかし生後2ヶ月を過ぎるとどんどん大きくなり、消化器系や身体の機能も発達して、たくさん飲めるようになります。
生後2ヶ月ごろの赤ちゃんは1日の半分以上を眠って過ごしますが、身体に筋肉がつきはじめます。手足を盛んに動かすようになり、そのぶん栄養や水分が必要になるため、パパやママはこの時期の授乳間隔と回数をしっかり理解しておいてください。
母乳の授乳間隔と回数
母乳の場合の授乳回数は、1日あたり8~12回が目安です。
母乳はミルクと比較して消化が良いことから、赤ちゃんは比較的早くお腹がすいてしまいます。完全母乳の場合、生後2ヶ月ごろの赤ちゃんの授乳間隔は、1時間半~3時間おきを目安にすると良いでしょう。
生後2ヶ月ごろの赤ちゃんに必要な母乳の量は、1日700~1000ml程度といわれています。しかし母乳の場合は、赤ちゃんが1回の授乳でどのくらいの量を飲んでいるのかわかりません。
そこで、1回の授乳にかける時間を、左右の乳房で各10分にするのがひとつの目安です。とはいえ基本的に、赤ちゃんが起きて泣き、母乳を欲しがる場合は、飲みたいだけ与えましょう。
1回の授乳で30分以上かかるとき、授乳間隔が1時間以下と極端に短い場合は、母乳不足の可能性があります。不足する母乳はミルクで代替えできるため、不安な場合は、かかりつけの産婦人科医や地域の保健師さんに相談してください。
ルクの授乳間隔と回数
ミルクの場合の授乳回数は、1日あたり5~10回が目安です。
ミルクは栄養価が高いため、その分、赤ちゃんが消化するのに時間がかかります。生後2ヶ月ごろの赤ちゃんの授乳間隔は、少し長めに見て、3時間おきを目安にすると良いでしょう。
生後2ヶ月ごろの赤ちゃんは、まだまだ胃の容量が小さいため、1回の授乳量は140~160ml程度が目安となります。調乳は商品ごとに違うため、商品のパッケージ表記を参考に、容器の量と赤ちゃんの気分を見て、間隔を調整しながら必要量を与えてください。
授乳の間隔が長いけど大丈夫…?
赤ちゃんが順調に成長し、消化器系が発達してくると哺乳量が増え、授乳間隔が長くなっていきます。
たくさん飲んで長く寝てくれれば、その分、パパやママの負担が減るものの、逆に生後2ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔が長すぎると、授乳量が減ってしまうと考えて、不安を感じる方は多いでしょう。
しかし、赤ちゃんの成長には個人差が大きく、飲む量やスピードはさまざまです。授乳間隔が長くても、神経質に考える必要はありません。
紹介した生後2ヶ月ごろの赤ちゃんの授乳回数や間隔は、あくまでも目安です。飲む回数が少ないことを、心配しすぎないようにしましょう。
赤ちゃんが寝すぎていても、起こしてまで授乳をする必要はありません。完全母乳でママの乳房が張って困ってしまう場合は、おむつ交換や着替えをきっかけに、やさしく起こしても良いでしょう。
ただし授乳ペースはあくまでも赤ちゃん次第なので、無理に飲ませるのはNGです。どうしても赤ちゃんが母乳を飲んでくれない場合は、適度に搾乳しておき、起きたら哺乳瓶を使って与えるというやり方もできます。
乳房に母乳がたまりすぎると、乳腺炎を発症するリスクもあります。赤ちゃんとの授乳タイミングがあわなくて困っている場合は、一人で悩まずに、かかりつけの産婦人科医や地域の保健師さんに相談することをおすすめします。
まとめ
母乳やミルクは、赤ちゃんにとって大事な食事です。成長に従って授乳回数や間隔がどんどん変わっていくため、生後2ヶ月の平均値を目安に与えてください。
とはいえ赤ちゃんの成長は個人差が大きいため、目安どおりにいかなくても神経質に考える必要はありません。気持ちをゆったりと構えて、赤ちゃんとの生活を楽しみましょう。