おくるみの巻き方は月齢に合わせて変えるのがおすすめ!
寝かしつけのためや、布団を蹴ってしまう赤ちゃんが寒くないようにするためなど、おくるみは生まれたばかりの赤ちゃんにとって大きな存在です。実はおくるみにはさまざまな巻き方があります。今回は、月齢に合わせて変えることができるおくるみの巻き方について紹介します。
【月齢別おすすめ】おくるみの巻き方
新生児~生後2、3ヶ月ごろは基本巻きがおすすめです。体をしっかりホールドしてくれるので、赤ちゃんも安心感があります。おひな巻きも体をしっかり包み込むことができるのでおすすめです。
3~4ヶ月ごろになったら半ぐるみ巻きをおすすめします。手の動きが活発になり、首が座ってくる時期なので、赤ちゃんの手の動きを妨げないようにしてあげましょう。ずっと基本巻きやおひな巻きをされていた赤ちゃんは、半ぐるみ巻きだと落ち着かないこともあるため、基本巻きやおひな巻きと合わせて様子を見ながら使うのがおすすめです。
5ヶ月を過ぎたら半ぐるみ巻きからスリーパーへ移行しましょう。赤ちゃんがよく動くのはそれだけ成長している証なので、赤ちゃんの動きを妨げないものを選ぶことが大切です。
おくるみの巻き方を3種類紹介
おくるみの巻き方にはさまざまありますが、ここでは主なおくるみの巻き方を3つ紹介します。
基本巻き
まずは基本巻きです。基本巻きは、正方形に近いおくるみを使うと良いでしょう。
①おくるみをひし形状に置き、上の頂点を中心点と合わせるように折りたたみます。そのうえで、赤ちゃんの肩が折り目と沿うように寝かせましょう。
②赤ちゃんの片方の腕を胸の上に持っていき、同じ方にある布の端を持って赤ちゃんを包み込みます。包み込んだらその端を赤ちゃんの体の下に入れましょう。
③ひし形にした布の下の頂点を赤ちゃんの肩の後ろに持っていき、背中の下に巻き込みます。
④最後に残った反対側も同じように包み込み、背中側に余った布を入れれば完成です。
おひな巻き
次におひな巻きを紹介します。これは長方形の布が巻きやすいので、用意しておくと良いでしょう。
①長方形の布を横にして置き、赤ちゃんの顔だけがおくるみから出るように寝かせます。
②片方の上側の端を持って少しきつめに巻き込み、赤ちゃんの肩の下に入れましょう。
③次にもう片方の端も同じように巻き込み、最後に台形になった左下の端を持って、斜め上の赤ちゃんの肩に向かって持ち上げ、肩の下に入れます。
④反対も同じようにすれば完成です。
半ぐるみ巻き
半ぐるみ巻きは、赤ちゃんの手が出るような位置で基本巻きをする巻き方です。手が動かしやすいように両手はしっかり出しておきましょう。
おくるみ用の布は、ダブルガーゼを使用したふんわり素材のものがおすすめです。赤ちゃんの肌に直接触れることも考慮したら、マジックテープやファスナーなどがなく、布だけでできた製品が安全となります。肌ざわりの良いものを用意しましょう。
おくるみの便利な活用方法
おくるみの布は、おくるみ以外にも用途がたくさんあります。たとえば、ブランケットとして活用するのもおすすめです。赤ちゃんよりも大きい布で肌触りも良いため、赤ちゃんの快適な睡眠を助けます。
また、おむつ替えシートにもおすすめです。おむつ替えのときに、床や台を汚さないために赤ちゃんの下に敷くと良いでしょう。防水シートと組み合わせるとより便利ですし、かさばらないので持ち歩きにもおすすめです。
さらに、クリップでとめて授乳ケープにすることもできます。軽くて持ち運びやすいため、外出時にも便利です。ほかにも、ベビーカー移動の日よけにも活躍します。このように、大きな布でどんな使い方でもできるため、カバンの中に1枚入れておくことをお勧めします。
まとめ
今回は、おくるみの巻き方について紹介しました。おくるみは、赤ちゃんの月齢別におすすめの巻き方があります。赤ちゃんの成長に合わせて、赤ちゃんが過ごしやすいようにおくるみの巻き方を工夫しましょう。
また、おくるみ以外にもさまざまな使い方ができるため、カバンの中に1枚入れておくと便利です。使い勝手の良いおくるみを活用し、おでかけや育児を楽しみましょう。