保育園にはどんな服装で行かせるのがおすすめ?選び方を紹介
保育園では子どもが集団生活を送るため、適切な服装選びも重要です。おしゃれさを重視するのではなく、子どもが快適に過ごせる服を選んであげましょう。今回は、保育園での服装を季節ごとにご紹介します。服の選び方も解説しているため、ぜひ参考にしてください。
目次
季節ごとに見る保育園の服装
保育園は子どもが集団生活を送る場所です。自宅と違ってきめ細やかな服装の調整ができないため、季節や天候にあわせた服装で登園させることが大切です。また、子どもの年齢による生活スタイルの違いにも考慮しましょう。
【春】
0歳児:長袖ロンパース、長袖プレオール
1歳児以降:長袖Tシャツ+長ズボンや、長袖Tシャツ+七分丈ズボン
【夏】
0歳:半袖ロンパース、半袖プレオール
1歳児以降:半袖Tシャツ+半ズボンや、半袖Tシャツ+七分丈ズボン
【秋】
0歳:長袖ロンパース、長袖プレオール
1歳児以降:長袖Tシャツ+半ズボンや、長袖Tシャツ+七分丈ズボン
【冬】(外に出る場合は以下のものに適宜アウターを用意してください)
0歳:長袖ロンパース(足元が覆われていないタイプの場合レギンスなどと合わせる)、長袖プレオール+着脱可能な薄手の羽織物
1歳児以降:トレーナー+長ズボン+着脱可能な薄手の羽織物
0歳児は体温調節機能が未熟であるため、お腹を冷やさず、おむつ替えもしやすいロンパースやプレオールが役に立ちます。ただし、少し汚れただけでも全身を着替える必要があって手間がかかることから、ロンパース・プレオールNGとしている園もあるため、入園前説明会などで確認をし、園の方針にあわせましょう。ロンパース・プレオールNGの場合は1歳児以降の内容を参考にしてみてください。
1歳児以上は上下がわかれた着替えやすい服が基本ですが、冬は着せすぎに注意してください。保育園では活動量が多く、室内はしっかり暖房が入っているため、厚着しすぎると汗をかき、そのまま冷えて風邪をひくリスクがあります。動きにくくもなるので裏起毛の服は避け、上着や重ね着で防寒対策をしましょう。
保育園の服装選びのポイント
服装選びでは、次の3つをチェックしてください。見た目よりも、子どもが園で生活しやすい服を選ぶことが大切です。
・子どもが動きやすい
・子どもが自分で着脱できる
・安全に配慮されている
保育園は生活習慣や集団生活を学ぶ場でもあり、年少未満までは先生に手伝ってもらいながら、年少以上になると自分で着替えをします。活動や食事のときに汚れて服を交換する機会も多いため、きつすぎるものやボタンが多い服、上下一体型の服を避け、着替えやすいものを選ぶと良いでしょう。
おしゃれでも、高級なブランド服は保育園に着ていかないほうが無難です。園生活では食事や外遊び、排泄の失敗で汚れやすいため、子どもが気兼ねなく汚せるもの、繰り返しの洗濯に強い服を選ぶ必要があります。
服の取り違えを避けるために、保育園に着ていく衣類にはすべて名前の記入が求められます。名前を記入するタグがついている幼児服もあるので、名前の書きやすさ、子どもの見分けやすさもチェックしましょう。
低年齢の幼児の場合は5着を目安に、着替え用の衣服が必要です。保育園によっても決まりが違うため、入園の説明会や案内資料で確認しましょう。
保育園でNGな服装
安全面や活動のしにくさの観点から、園から着てこないよう指定されている服もあります。次のような服装には、注意をしてください。
・フードが付いているもの
・ひもが付いているもの
・ボタンやリボンなどの飾りが多いもの
・ぴったりとしたタイツ
・スカート
フードやひもがついていると、遊んでいるときに遊具や木に引っかかって怪我をするリスクがあります。脱落したボタンやリボンを小さな園児が誤飲する可能性もあるため、飾りが多い服は避けましょう。
外遊びで転んだときに怪我をしやすいため、スカートをNGとしている園もあります。レギンスを履いていれば良いと認めている保育園もあるので、こちらもあわせて確認してください。
まとめ
保育園では活発に動き回ったり、頻繁にお着替えをしたりするため、動きやすく着脱しやすい、汚れても大丈夫な繰り返し洗濯できる服を用意しておくことで、子どもがのびのびと保育園で過ごせます。子どもが楽しく過ごせることを重視して、服を選んであげましょう。