新生児のオムツ替えの頻度はどれくらい?タイミングやオムツ替えのポイントについて紹介
新生児はオムツを替える頻度が高く、また、タイミングの見極めが難しいため、気をつかいますよね。今回は、新生児期のオムツ替えの頻度を解説しながら、オムツ替えのタイミングやお世話のポイントをご紹介します。
新生児のオムツ替えをする頻度
個人差はあるものの、一般的に新生児期は、1日10~12回ほどオムツ交換が必要といわれています。
新生児期は頻繁にうんちやおしっこを繰り返すため、気になって1時間ごとにオムツ替えをするパパやママも少なくありません。とはいえ、オムツがキレイで赤ちゃんがよく眠っているなら問題はないため、特に赤ちゃんが不快に感じている様子が無い限り、2~3時間に1回を目安にオムツ替えをすると良いでしょう。
生後1ヶ月頃の新生児期の赤ちゃんは、1日10~20回ほどおしっこをし、5~7回ほどうんちをします。このころは1日10~12回ほどオムツ替えが必要ですが、生後2~3ヶ月頃から徐々におしっこやうんちの回数が減っていき、オムツ替えの頻度も比例して減っていきます。
新生児のオムツ替えをするタイミングは?
新生児期の赤ちゃんの場合は、基本的にオムツが汚れたときに交換するのがベストです。赤ちゃんがおしっこやうんちをしたら早めに交換しましょう。
市販の紙おむつは非常に吸水性が良く、おしっこ数回分なら、漏れずに使い続けられます。ですが、おしっこやうんちは赤ちゃんの肌を刺激するため、放置しているとお尻が赤くなり、オムツかぶれの原因になりかねません。
紙おむつのほとんどは、濡れると表面のマークの色が変わる工夫がされています。マークを参考に、汚れたらこまめにオムツを交換してください。
また、赤ちゃんにとっておしっこやうんちでお尻が濡れているのは不快な状態です。泣きだしたり、機嫌が悪くなったりした場合は、パパやママにオムツ交換のタイミングを教えてくれている可能性があるため、オムツを確認し、必要であれば交換してあげましょう。
授乳前後にオムツ替えをしておくのもおすすめです。授乳前にお尻をキレイにしておけば、赤ちゃんもすっきりとした状態で母乳またはミルクを飲むことに集中できます。また、赤ちゃんはお腹がいっぱいになるとおしっこやうんちをしやすいため、授乳後のオムツ替えもよいでしょう。授乳後に新しいオムツに変えておけば、お尻が気持ち良い状態でぐっすり眠れます。
新生児のオムツ替えをするときに併せてしておきたいこと
オムツ替えをするときは単純に汚れを取りのぞくだけでなく、赤ちゃんの健康状態をチェックするとよいでしょう。おしっこやうんちの色、量、やわらかさなどを観察して、赤ちゃんの体調の変化を確認します。
おしっこが少ないときやうんちが硬いときは、水分不足の可能性があります。その場合、室内環境や授乳量の見直しで対処できますが、普段と違う気になる変化がある場合は、早めに医師に相談してください。
交換のたびに、お尻にオムツかぶれができていないかも確認しましょう。ただし、汚れを取るために、肌をゴシゴシ擦るのはNGです。また、蒸れると肌が荒れやすいため、新しいオムツに替えるときはしっかりお尻を乾かしてからおむつをテープで留めてください。
オムツ交換は、パパやママと赤ちゃんが直接触れ合えるチャンスです。単なる日常の衛生ケアだと考えずに、スキンシップとしてしっかりコミュニケーションをとることも大切です。
赤ちゃんにとってお尻がキレイになることは気持ちが良く、オムツを替えてくれる身近な大人に愛情を感じます。パパやママは赤ちゃんの目を見て笑顔で話しかけて、たくさんの愛情を伝えてあげましょう。
まとめ
赤ちゃんを育てるパパやママにとって、オムツ替えは毎日の大切なお世話の一環です。新生児期はとくに交換の頻度が高く、デリケートなケアが必要なので、タイミングを見計らって清潔な状態をキープしましょう。
また、単純に汚れを取り除くだけでなく、赤ちゃんの体調のチェックや、赤ちゃんとのコミュニケーションも同時に行うとよいでしょう。