【年齢別】子どもの靴選びのポイントとサイズの測り方
子どもの成長は早く、頻繁に靴のサイズアップが必要です。成長を見越して大きめサイズに手が伸びてしまうこともあるかもしれませんが、小さな子どもには、きちんと足にあう靴を選んであげることが大切です。今回は、子どもの足の測り方を解説しながら、年齢別の靴選びのポイントや注意点を紹介します。
子どもの足の特徴とサイズの測り方
子どもの体は成長が早く、足のサイズはどんどん大きくなるため、靴も定期的に買い換えが必要です。しかし、子どもの靴を選ぶときに、どのサイズを選ぶべきか迷ってしまうママ・パパも多いのではないでしょうか。
子どもは足の機能や筋肉が十分に発達していないため、靴が大きすぎると歩きにくくなり、ケガをするリスクがあります。逆に、靴のサイズが小さすぎると痛くて歩けないことがあります。
心身の健やかな成長を促すためにも、子どもの靴は足の実寸に0.5~1cmをプラスしたジャストサイズで選ぶことが大切です。靴選びの前に、次の3つのサイズをメジャーで計測しておきましょう。
・足長:かかとの出っ張りから最も長い指の先までの長さ
・足幅:親指と小指の付け根にある出っ張りを直線で測った長さ
・足囲:足幅を測る部位をメジャーで一周した長さ
正確に足のサイズを測るためには、子どもをまっすぐ立たせて測るのがポイントです。椅子に座ったままだと体重が足にかからず、サイズに誤差が出てしまうため注意しましょう。
子どもが計測中にじっとしていられない場合は、市販のフットメジャーを使うか、紙に足形をとって測っても良いでしょう。靴屋さんならスタッフが計測してくれるので、お願いしてみてくださいね。
【年齢別に紹介】子どもの靴選びのポイント
子どもの靴はサイズだけでなく、年齢や足の成長に合うものを選ぶ必要があります。靴選びのポイントを、年齢別にみていきましょう。
1歳ごろ
この時期は足の機能が未熟で歩行に慣れていないため、つまずきにくさを重視して靴を選ぶのがポイントです。面ファスナーやベルトで、足首をしっかり固定できる構造の靴がおすすめです。筋力もまだ弱いので、できるだけ軽めの靴を選んであげましょう。
1~3歳ごろ
しっかり歩けるようになっても、1~3歳は踏ん張る力が足りません。かかとの安定性を重視して、足をしっかり包み込む、ボックス構造の靴を選ぶと良いでしょう。つま先が広めの靴ならがっちりと地面をつかめて、より歩きやすくなります。
4歳以上
歩行が安定する4歳以降は運動量が増えるので、通気性の良い靴を選んでムレを防ぎましょう。メッシュ素材のものや通気穴のある靴がおすすめです。また、活発に動く時期なので、できるだけ頑丈な靴を選んであげましょう。
子どもの靴を選ぶときの注意点
靴のサイズは、メーカーごとに若干の差があるため注意が必要です。子ども靴はできるだけ試し履きをしてから選ぶのが、失敗を防ぐポイントです。子どもが試し履きを嫌がる場合は、中敷きに足を乗せて確認すると良いでしょう。
また、海外製の靴は、サイズ表記が日本のものと異なります。通販で海外ブランドの靴を購入する場合は商品写真だけでなく、実際に購入した方の口コミもチェックして、子どもの足のサイズに合っているか確認してください。
子どもの体の成長は早く、どんどん足のサイズが大きくなるため、靴はこまめに買い換える必要があります。1~3 歳までは3ヶ月、3歳半以降は6ヶ月を目安に買い換えを検討してください。子どもは体温が高く汗っかきなので、定期的に靴を洗って清潔なものを履かせてあげましょう。
まとめ
きちんと足のサイズを測ってフィッティングした靴を履くと、歩きやすくなります。小さな子どもは足の筋肉や機能が未熟で上手に歩けないため、年齢や足の大きさにあった履きやすい靴を選んで、成長をサポートしてあげましょう。また、子どもの足のサイズはどんどん大きくなるので、定期的な買い換えも必要です。