新生児の外出はいつから?外出する際の注意点を解説
赤ちゃんとお出かけをして色んなところへ連れていきたいというママ・パパは多いでしょう。とはいえ、外出はいつ頃からしても良いのか、注意すべきことはあるのか、気になることもありますよね。今回は、新生児が外出できる時期や、お出かけを楽しむための注意点をご紹介します。
新生児の外出は生後1ヶ月を過ぎてから!
新生児が外出を始める時期は、1ヶ月健診を過ぎてからが一般的です。赤ちゃんが外出を始める時期に医学的な根拠はないものの、生後28日未満の赤ちゃんは免疫力が低く、病気にかかるおそれがあるため、極力控えたほうが良いとされています。
1ヶ月健診で医師から問題ないと判断されれば、外出することが可能です。外出は赤ちゃんを気温の変化や昼夜のリズムに慣れさせる、良いきっかけになります。外気が赤ちゃんの五感を刺激し、太陽の光は成長に必要なビタミンDの生成を促してくれます。
新生児のお世話で忙しいママやパパにとっても良い気分転換になるでしょう。赤ちゃんだけでなくママの回復具合にも注意しながら、無理のない範囲で外出の機会を増やしてみてくださいね。
新生児との外出を判断するチェックポイント
新生児連れで外出する際は、赤ちゃんの体調が良いときを選ぶことが大切です。まずは、赤ちゃんの体温、母乳の飲み具合、おむつの様子をチェックしましょう。
また、ママにとって出産後の6~8週間は産褥期にあたります。ママ自身の体が十分に回復していないと負担が大きいため、身体が安定するまで無理をせずに過ごすことが大事です。
新生児との外出は、天候の良い日かつ出かけやすい時間帯を選ぶ必要があります。風が強い日、極端に寒い日、夏の気温が高い時間帯に新生児を連れて外出するのはNGです。
新生児は体温調節機能が未熟で、大人よりも外気温の影響を受けやすい傾向があります。できるだけ赤ちゃんが過ごしやすいタイミングを選んで、親子で楽しく外出しましょう。
新生児と一緒に外出するときの注意点
新生児を連れて、いきなり長時間外出するのは避けましょう。いままで自宅で過ごしていた赤ちゃんは、外の世界に慣れていません。まずは、部屋の窓を開ける、ベランダに出るなどして、外の空気に慣れさせていきましょう。
はじめは5分程度の短い時間で自宅まわりを散歩してみて、徐々に家を離れる距離や時間を増やしていくのがポイントです。
夏は暑さが厳しいため、赤ちゃんと一緒の外出は室温と外気温の差が少ないタイミングを選ぶことが大切です。赤ちゃんの肌はデリケートなので、過度に太陽の光を浴びるのは好ましくありません。赤ちゃんでも使用可能な日焼け止めを塗り、日よけ対策をしっかりしてから外出しましょう。
行き先だけでなくルートもあらかじめ決めておくと、スムーズに移動できます。移動ルートは、できるだけ人混みを避けましょう。また、感染症が流行しやすい時期の外出は注意が必要です。
外出前に余裕をもって下準備をしておけば、ママやパパも落ち着いて赤ちゃんとの外出を楽しめます。母子手帳と健康保険証を忘れずに持ち物に入れて、ミルクとおむつを済ませてから出かけましょう。また、少し遠出をする際は、外出先で授乳やおむつ替えができる場所を調べておくことをおすすめします。
まとめ
1ヶ月健診で医師から健康状態に問題ないと判断を受ければ、赤ちゃんと外出することが可能です。最初から長時間外出すると赤ちゃんの負担になるため、まずはお家で部屋の窓を開けるなどして外の空気に慣れさせてから、徐々にお出かけの機会を増やしましょう。外出は赤ちゃんの心身の成長を促し、ママやパパにとっても良い気分転換になります。荷物や下準備をしっかり整えて、親子でお出かけを楽しみましょう。