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子どもの偏食が心配!原因と対策を紹介

「作り方を工夫しても食べてくれない」「どうして食べないのかわからない」と、子どもの偏食に悩む方は少なくありません。偏食によって子どもにどんな影響があるのか、不安にもなりますよね。

そこで今回は、子どもが偏食する理由と偏食がもたらす影響、子どもが食事に興味を持てるような対策について紹介します。

偏食の原因

子どもが偏食するのは『好き嫌い』だけではなく、いくつかの原因が考えられます。一人ひとりに合った対応をするために、どんな原因で偏食になっているのかを考えてみましょう。代表的な要因は次の8つです。

・触覚防衛反応

自然界には毒や腐敗したものが多数存在しています。人間は苦味や渋み、酸っぱさをそのような有害な物のサインとして認識する本能を持っています。

大人よりも子どもの方が、味覚が敏感なため、とくにこの反射反応が強く働くと言われています。そのため、幼児期や小さい子どもが苦味のある野菜や酸っぱいものを食べるのを避ける傾向にあるのです。 

・警戒心

子どもは、普段食べていないものへの不安や警戒心から、食べるのを避ける場合もあります。
「これは本当に食べても大丈夫なのか?」と本能が信号を出しているのです。

・イヤイヤ期 

自我があらわれる時期、特にイヤイヤ期や反抗期などは、偏食になりやすいです。「これが嫌い」ということを主張できているということでもあります。

・不快な経験

過去に「ある食品を食べたら気分が悪くなって吐いてしまった」「うまく食べられなくて怒られた」「強制的に食べさせられた」など、子どもにとって嫌な思い出があると、以降その食材を避けて偏食になる場合があります。

ただし、体調が悪くなるケースでは食物アレルギーを持っているケースも考えられます。

・虫歯 

虫歯になっていると、食べ物を噛む際に痛みが生じたり、噛みにくくなったりします。そのストレスから、固い食べ物を中心に避けるようになることがあります。 

・感覚過敏

感覚過敏によって、特定の味や匂い、食感を嫌がっている可能性があげられます。感覚過敏とは、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を人よりも敏感に感じてしまう症状のことです。病気ではありませんが、日常生活で過ごしにくさを感じる場合があります。

いつも同じものだけを吐き出したり、見るだけで食べなかったりするのは、食べ物の香りや歯触り、味、見た目などのどこかに苦手意識を感じているのかもしれません。一方で、特定の味や香り、食感のものだけを好む様子もみられます。

・こだわりが強い

発達障害の特性のひとつに、強いこだわりがあります。例えば、「この食器でなければ食べない」「この食感でないと食べない」など、食事に関するなんらかのこだわりがある場合、そのこだわりが強いほど偏食が強くなるでしょう。

また、一度違和感を覚えると警戒心が働いて食品に手をつけなくなることもあるため、食べられる食材や味付けのバリエーションがなかなか増えていかないこともあります。

・口や体の機能が未発達

子どもは大人と違って口腔機能が未発達なため、食材や調理方法によってはうまく噛んだり飲み込んだりできません。自然と飲み込みやすいものや噛みやすいものを選ぶようになります。反対にかたいものや繊維が多いもの、パサパサした食感の食べ物は嫌がり、偏食となってしまうことがあります。

また、口腔機能ではなく、フォークやスプーンを持つ手の運動機能が未発達なことも可能性のひとつです。

偏食がもたらす影響

偏食は子どもの好みではなく、その子の持つ特性によって起こっている可能性があります。とはいえ、極端に食べられるものが少なかったり、偏食が長く続いたりすると心配になりますよね。ここでは、強い偏食が続いた場合に考えられる影響についてお伝えします。

・栄養不足

食べられる食材の偏り方によっては、必要な栄養素を摂取できないため、栄養不足になるおそれがあります。特に、体を動かすためのエネルギーとして必要な炭水化物は、不足すると脳や体に十分な栄養が行き渡らなくなるため注意が必要です。

・体の不調

菌やウイルスに対する抵抗力や免疫は、バランスの取れた食事によって保たれています。そのため、栄養バランスが偏ってしまうと風邪を引きやすくなったり、腸内環境が不安定になり便秘になりやすかったりと、健康面での影響が生じやすくなります。また、身長や体重の伸び悩みや、偏り方によっては小児肥満や生活習慣病といった懸念も出てくるでしょう。

・心の発達に影響する

怒りやすさや集中力が続かない様子がみられる場合、心の安定感に関係するビタミンやミネラルなどが不足しているのかもしれません。ビタミンやミネラルは体内でほとんど合成できない栄養素なので、食べ物から摂取する必要があります。

偏食への対策

偏食する理由がわかっていても、大切な我が子の健康を気遣い、「少しでも食べてほしい」と思いますよね。そんなときは、次の対策を取り入れてみてください。子どもがどんな場合に食の興味を広げるのか、いろいろと試してみましょう。

・無理強いをしない

まず、前提として『無理に食べさせない』ことを意識しましょう。子どもが嫌がっているのに「おいしいよ」「一口だけ」と強く勧めてしまうと、食事自体が嫌になってしまうおそれがあります。

子どもにとって、食事は単なる栄養摂取の時間ではなく、誰かと一緒に楽しむことを学ぶ時間でもあります。食べられるものの種類や食べる量をあまり重く考えないようにしましょう。食べる量が少ない場合は、まずは食べてくれるものを多めに取り入れることもおすすめです。
その分、もし一口食べられたらポジティブな印象が残りやすいように、しっかりと大きなリアクションで褒めてあげることが大事です。

・生活リズムを整える 

空腹状態で食事を迎えるようにすることも大切です。遊び・食事・睡眠などのリズムを整え、お腹が減った状態をつくってあげましょう。空腹状態になることで、食に対する意欲が上がります。

・苦手な食材を使って一緒に料理をつくる

料理という体験を通して、食材への興味や愛着を誘導するのもおすすめです。苦手な食材に対して、自分で触ったり実際に調理したりすることで親しみがわき、自分から「食べてみよう」と手が伸びる可能性があります。また、年齢によっては野菜の栽培や買い物体験も、興味を持つ環境づくりとしておすすめです。

・調理方法を工夫してみる

調理方法を工夫して食べやすくしてみることも、挑戦してみましょう。
好きなものに混ぜたりして、味や見た目などをできるだけ消すようにするのがおすすめです。

具体的な手法としては、
・細かく切って混ぜてしまう
・甘味のある野菜であれば、スープやスイーツにする
・混ぜご飯にする
・チーズやマヨネーズなどで味付けをする
などがあげられます。 

・親がおいしそうに食べる

一緒に食べている大人がおいしそうに食べる姿を見せるのも大切です。実際に家族が目の前で食べる姿を通して、食への興味が増したり、警戒心が薄れたりすることがあります。食べるように声をかけすぎてしまうと感じているときは、一度本人の様子を見守りつつ、食に対して良い印象をもたらすようにしましょう。

・楽しい環境づくりをする

使用する食器や盛り付けを子どもが好きな見た目のものにしてみたり、使いやすい食器に変えてみたりすると食べ始めるといったこともあります。

そのほか、気分が盛り上がるイベントの際の食事に、苦手な食材を使ったメニューを入れるのも策の一つです。友だちとのパーティや遠足など、いつもと違う場面であれば、苦手なものも思い切って食べられることがあります。

まとめ

子どもが偏食になる理由は、好き嫌いだけでなく、感覚的な原因や食事に対するこだわりなどが考えられます。無理に食べさせるよりも、まずは食事が楽しいものであることを理解してもらうことが大切です。おいしそうに食べている姿を見せながら、子どもが「一口試そうかな」と思える雰囲気作りをしてあげましょう。

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