ベビーシャワーとは?開催時期や事前準備、当日することを解説
ベビーシャワーは、出産前に行うイベントのひとつです。SNSやメディアで見かけて興味を持っている方もいるのではないでしょうか。「いつ行うの?」「どんなことをするの?」と気になることも多いですよね。そこで今回は、ベビーシャワーの内容や準備について解説します。出産を控え、幸せいっぱいの時期に家族や友人たちと楽しい時間を過ごしましょう。
目次
ベビーシャワーとは?
ベビーシャワーとは、もうすぐ出産する妊婦さんを祝う、アメリカ発祥のイベントです。アメリカのドラマや海外著名人から広まり、日本でも身近なものになりつつあります。ベビーシャワーの「シャワー」という言葉には、「シャワーのように降り注ぐ、たくさんの愛で妊婦さんを祝福しよう」という意味が込められています。
以前は、ホームパーティー形式で行われる、女性だけが参加できるイベントでした。しかし、近年は内容や参加できる人も多様化し、今では男性が参加するケースも増えてきました。
ベビーシャワーを行う時期
ベビーシャワーをする時期として、つわりが落ち着き、妊婦さんの体調が安定しやすい妊娠7~8ヶ月ごろに行うのが理想的です。出産予定日の間近だと、通院や出産準備で忙しいことも考えられるため、妊婦さんの身体に負担がかからないようスケジュールを立てる必要があります。
また、日中の時間帯に行い、2~3時間以内に収めるのが一般的です。なにより、妊婦さんの体調や意思を優先して行いましょう。
ベビーシャワーでは何をするの?
ベビーシャワーの内容には決まった形式はないため、レストランやカフェなどを借りて行うものから、自宅で行うものまで、中身や予算には幅があります。アメリカで行われている一般的なホームパーティー形式なら、参加者1人あたり1,000~2,000円程度が目安です。ベビーシャワーでは、主に以下の内容が行われています。
軽食を食べる
ベビーシャワーの食事は、語らいながらでも簡単に食べられる料理やお菓子、スイーツなどを選ぶのがおすすめです。妊婦さんが主役となるイベントであるため、アルコールやカフェイン、生ものは避けるようにしましょう。
プレゼントをあげる
贈り物は各自で持ち寄る場合もあれば、みんなでまとめて贈るケースもあります。主催からの指示がない場合は、参加者同士で話し合っておくと良いでしょう。プレゼントは、おむつケーキ、おもちゃ、スタイ、ベビー服、抱っこひも、離乳食用のケーキ、授乳ケープなどがおすすめです。ヘアケアやボディケアなども、妊婦さんへの贈り物として人気があります。
ゲームを行う
ベビーシャワーの本場アメリカでは、簡単なゲームで盛り上がることも多いといわれています。例えば、ベビーフードを食べて料理名や材料を当てる、哺乳瓶を使った早飲み競争、赤ちゃんの性別当てクイズなどが一般的です。妊娠や赤ちゃんに関するゲームは盛り上がりやすく、ベビーシャワーならではの雰囲気が味わえます。
ベビーシャワーの準備
ベビーシャワーをスムーズに行うには、事前準備が欠かせません。下記は、大まかな準備の流れです。
場所や人数、予算などの計画を立てる
場所やメンバーを決めたら、食事代や装飾費など、ある程度の予算をイメージしておきましょう。このほか、赤ちゃんの性別や妊婦さんの好みに合わせてテーマカラーやドレスコードを決めて、統一感のあるパーティーを企画するのもおすすめです。
招待の連絡を送る
最近では、送受信や参加者の確認がしやすいメールやLINEでの招待も増えています。参加者が把握しやすいように、返信の期日も設けましょう。
当日準備
バルーンや壁面飾りなど、準備しておいたものを使って会場の飾り付けを行います。レストランやレンタルルームの場合は、飾りつけできるのか事前に確認しておくと安心です。ベビーシャワーが始まってからスムーズに進行できるように、料理やゲームの準備も行っておきましょう。
お礼の品(メッセージやプチギフト)を用意する
妊婦が主催者の場合は、感謝の気持ちとしてお礼の品を用意することもあります。ゲストに向けた贈り物を用意し、パーティー後に手渡しするのがおすすめです。
まとめ
アメリカで広まったベビーシャワーは、日本でも徐々に浸透してきています。妊婦さんの体調には気を遣いながら、家族や友人と楽しい時間を過ごしましょう。これから出産に臨む妊婦さんが温かな気持ちに包まれるよう、イベントの企画をじっくり練ってみてくださいね。