妊婦さん必見!夏の服装選びのポイントとおすすめの服装を紹介
お腹の大きいマタニティママにとって、夏の暑さはツライですよね。
「妊娠中だっておしゃれをしたいけど、暑くてそれどころじゃない!!」なんて方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、暑い夏のマタニティライフを快適&おしゃれに過ごすためのコーデをご紹介します。
目次
妊娠期の夏服を選ぶ際のポイント
ここでは、妊娠期の夏服選びで押さえておきたいポイントを紹介します。快適に過ごせる服装を選んで、暑い夏を乗り切りましょう。
冷房対策をする
妊娠中は体温が高く身体が蒸れやすいため、夏場は薄着になりがちです。ホルモンバランスの変化により自律神経が乱れやすくなるため、体温調節が難しくなるなど、妊婦は体が冷えやすくなります。冷えると、つわりや腹部の張り、足のむくみなどの不調が生じやすいので、お腹や足を冷やさないよう心がけましょう。
お腹には腹巻きを使ってみてください。シルクや綿素材など、肌触りの良いものがおすすめです。
足先にはレギンス、レッグウォーマーを活用するのも効果的です。腹巻きと同様に、綿やシルクの素材であれば夏場でも蒸れにくいでしょう。
スーパーやオフィスのように冷房が効いた場所へ出かける際は、カーディガンやストールでこまめに体温調節することも大切です。
通気性の良い服を選ぶ
新陳代謝が上がり、汗をかきやすくなるのも、妊婦ならではの特徴です。あせもや、汗かぶれができやすくなるので注意が必要です。
妊婦の夏服選びでは、通気性の良い素材を選びましょう。綿や麻などの素材は汗を吸収しやすく、肌触りも良いのでおすすめです。薄手の生地で作られた服は体温調節がしやすく、涼しく過ごせます。吸水性があるかどうかもチェックしておくと良いでしょう。
ゆとりのある服を選ぶ
妊娠期は、お腹の大きさに合わせてウエストやバストのサイズが変化します。妊娠前と同じ服を着られる場合でも締め付けによって蒸れやすいこともあるため、ゆとりのある服を選びましょう。
Aラインやマキシ丈のワンピースはお腹周りに圧迫感がなく、快適に過ごしやすいためおすすめです。パンツはゆったりとしたデザインを選ぶと良いでしょう。
下着はマタニティ用のものに切り替えることで、身体への負担をさらに軽減できます。仕事の勤務日や冠婚葬祭への出席の場合であっても、妊娠中にはできるだけリラックスできる服装を心がけましょう。
夏におすすめの服装
夏は暑さと汗で体調管理が大変な季節ですが、妊娠中はその影響がより大きくなります。
そんな夏でも快適に過ごせるマタニティファッションのポイントは、通気性が良く、ゆったりとしたシルエットの服を選ぶこと。おしゃれを楽しみながらも、体型の変化に合わせて着回しができるアイテムを揃えると良いでしょう。
ワンピース
マタニティファッションの定番といえば、ワンピース。
暑い夏には、タンクトップやTシャツ・ブラウスとのレイヤードでコーデが楽しめるキャミワンピや、きちんと感が出るシャツワンピ、さらっとした質感が気持ち良いコットン素材のシンプルワンピなどがおすすめです。
ワンピースはおなかを締め付けないので、体調が優れない時期にもストレスなく着られます。
また、本格的におなかが大きくなってからも重宝します。
アイテムによっては授乳口がついていて、産後まで着られるものも!
お家で洗濯ができて、短時間で乾くものを選ぶと良いでしょう。
ジレ
Tシャツの上に羽織るだけでおしゃれ感を出せるのが「ジレ」。
縦長シルエットでスタイルを良く見せてくれます。
ボトムスは、マタニティデニムやワイドパンツなど、パンツスタイルをあわせるのがおすすめ。
いつものTシャツスタイルも、ジレを一枚足すだけで印象も気分も変わるので、ぜひ!
とろみシャツ
柔らかな素材とゆるっとした動きが美しい、とろみシャツ。
シルエットがゆったりしていて締め付けがないので、マタニティママも安心して着られます。
スカートにもパンツにもあわせられる着回しの良さも魅力的!一枚持っていると、とっても重宝します。
鎖骨や首周りがスッキリ見えるので、上品コーデをしたい方にぴったりです。
ワイドパンツ
リネン素材のワイドパンツは、ゆったり着られて足元が涼しいので、夏コーデのワードローブにぜひ加えたいところ!
ただし、レディース(マタニティ用ではない)のワイドパンツのなかには、ヒールの高い靴やサンダルを履く前提で丈がかなり長めにつくられているものがあります。
ぺたんこ靴を履くマタニティママがこういったものを選ぶと、丈が長すぎて裾を踏んで転倒する危険がありますので注意が必要です。
アジャスターバンド
「妊娠中も、お気に入りのパンツを着たい」「マタニティウェアをあまり買いたくない」という方におすすめなのが、アジャスターバンドです。
お手持ちのパンツにセットするとウエストサイズを広げることができ、簡単にマタニティ仕様にチェンジできます。
また、アジャスターバンドは、「妊娠中の体型の変化にあわせていちいちマタニティウェアを買い換えるのはちょっと……」という方にもおすすめです。
妊婦さんが夏に寝るときのおすすめの服装は?
妊娠中は体温調節が難しく、夏の暑さで寝苦しい夜を過ごすこともあります。快適な睡眠のためには、パジャマ選びがとても重要です。ここでは、素材や形状など、マタニティ期のパジャマ選びに必要なポイントを紹介します。
吸汗速乾性が高く、肌触りの良いものを選ぶ
妊娠中は体温調節が難しいことから寝汗もかきやすいため、パジャマ選びには吸汗速乾性の高さと肌触りの良さを重視しましょう。
オーガニックコットンのような天然素材は肌に優しく、汗を素早く吸収・発散してくれるのでおすすめです。また、接触冷感素材の衣類や寝具を取り入れることで、暑さを和らげることもできます。
ウエストが調整できる、ゆとりのあるものを選ぶ
夏はお腹周りが蒸れやすくなるため、肌にぴったりとしたものより、ゆとりのあるパジャマを選ぶことで、暑さや不快感を軽減できます。
マタニティパジャマは妊娠中から産後まで長期間着用するため、お腹のサイズ変化に対応できるものが理想的です。ウエストにひもやボタンホール付きのゴムを使用したデザインなら、体型に合わせて調節できるでしょう。
まとめ
妊婦さんの夏服選びでは、通気性の良い素材や身体を締め付けないデザインがポイントです。ワンピースやジレ、とろみシャツなど、おしゃれを楽しみながらも快適に過ごせるアイテムを選びましょう。
寝るときは吸汗速乾性の高い天然素材のパジャマを選び、ウエストが調整できる、ゆとりのあるものがおすすめです。自分に合った服装で快適な夏を過ごしましょう。