新生児が退院するときはどんな服を着せれば良い?季節別におすすめの服装を紹介
赤ちゃんが無事に生まれ、退院の日を迎えるときは、何を着せてあげると良いのか、多くのママ・パパが悩むことでしょう。今回は、新生児の退院時にふさわしい服装と、退院時のママ・パパの服装についてご紹介します。
目次
新生児の退院は通常のベビー服でOK
退院時は通常のベビー服で問題ありません。とはいえ、赤ちゃんは体温の調節機能が未熟であるため、季節や気候、気温に応じて配慮する必要があります。
【季節別】新生児の退院におすすめの服装
生まれた季節によって、赤ちゃんにふさわしい服装が異なります。ここでは、季節別に退院時におすすめの服装をご紹介します。
春生まれ(3~5月)なら体温調節がしやすい服装
春生まれなら比較的暖かい気候の時期。ただし、日中はポカポカと暖かくても、時間帯によっては寒暖差が大きくなる場合があるので注意が必要です。体調を崩すことのないよう、温度調節ができる服装を選びましょう。短肌着と長肌着、もしくはコンビ肌着の上に、ロンパースやツーウェイオールなどを着せるのがおすすめです。
夏生まれ(6~8月)なら、熱がこもらないように、また日差しから肌を守れるような服装
夏は新生児にとっても暑いため、熱がこもらないような工夫が必要。赤ちゃんが快適に過ごせるよう、汗を吸収する短肌着を着せ、その上からロンパースなどを着用させると良いでしょう。また、夏の強い日差しから肌を守るために、帽子や掛け物があると便利です。
秋生まれ(9~11月)も春生まれと同様に体温調節がしやすい服装
秋口はまだ日中は暑い日も多く、温度調節が難しい時期です。暑い日は短肌着にロンパースやツーウェイオール、気温が低い日には肌着を重ね着しましょう。外出時はおくるみでくるんだり、帽子を被せたりするのもおすすめです。
冬生まれ(12~2月)なら、温かいキルト素材のベビー服など
寒い時期は短肌着と長肌着を重ね着し、気温に応じてベストなどをプラスしましょう。ロンパースなどはウールやキルト素材を選ぶのがおすすめ。さらに、帽子やレッグウォーマーなどの防寒アイテムを活用し、温度調節ができるようにしておくと安心です。新生児は体温調節が苦手なので、寒さ対策は万全にしてください。
退院時の記念を残すならセレモニードレスもおすすめ
セレモニードレスとは、赤ちゃん用の晴れ着のこと。ベビードレスと呼ばれることもあります。
セレモニードレスはお祝い用の服なので、男女問わず着用できます。新生児が男の子でレースがふんだんに使われたセレモニードレスに抵抗があるなら、襟がないものやフリルがないものなど、シンプルなデザインのドレスを選ぶと良いでしょう。
セレモニードレスは、退院時だけではなくお宮参りやハーフバースデーのお祝いにも使えます。「たった一度の退院のために準備しなければいけないのか」と思う方がいるかもしれませんが、使える場面は何度かあります。
退院時のママ・パパはどんな服を着ると良い?
新生児と同じく、ママやパパも退院時の服装に決まりはありません。とはいえ、新生児の肌はとても敏感なため、肌触りの良さは重視したいところです。ここでは、ママ・パパの退院時のおすすめの服装をご紹介します。
ママはゆったりとした服装がおすすめ
ママの身体は出産で少なからずダメージを受けています。そのため、トップスもボトムスもできるだけゆったりとしたものを選ぶのが良いでしょう。授乳をしなければならない可能性もあるため、授乳しやすい服を選ぶことも大切です。
出産後は足がむくんでいることも多いため、足元は大きめのスニーカーやサイズ調節できるサンダルなどがおすすめ。赤ちゃんを抱っこして歩くことも多いため、ヒールが高い靴は避けた方が無難です。
チクチクしやすい素材の服は避けた方が無難
ママやパパは赤ちゃんを抱っこする機会も多いため、服は肌にやさしい素材を選びたいところ。素材によっては、赤ちゃんの肌が荒れてしまうかもしれません。ニットのようなチクチクする素材の服は避け、できるだけ綿100%の服を選ぶようにしてみてください。
まとめ
新生児が退院するときの服装は基本的に自由です。通常のベビー服でも問題ありませんが、一生に一度の記念を残したいのであれば、セレモニードレスを着用させるのもおすすめです。新生児は温度調節が苦手なので、季節に合った服を着せてあげるようにしましょう。