• 西松屋公式アカウント
  • LINE
  • インスタグラム
  1. MIMI STAGEトップ
  2. ヘルスケア
  3. 乳児のヘルスケア
  4. アレルギーのお話
  5. 赤ちゃんにはちみつが危険な理由は? そのほか注意すべき食品も紹介

アレルギーのお話

赤ちゃんにはちみつが危険な理由は? そのほか注意すべき食品も紹介

砂糖の代わりに愛用している人も多いはちみつ。ラベルなどを見ると、赤ちゃんに与えないようにという注意書きが書いてあるのをご存じですか?大人にとっては体に良いはちみつでも、赤ちゃんにとっては良くない食品なのです。今回は、なぜ、はちみつが危険なのか、誤って食べてしまったらどうすればよいのかについてご紹介します。

なぜ危険?赤ちゃんにはちみつを与えてはいけないワケ

なぜ赤ちゃんにとって、はちみつが危険な食品なのでしょうか。赤ちゃんがはちみつを食べてしまうとどのような危険があるのかを紹介していきます。

乳児ボツリヌス症を発症する恐れがある

はちみつにはボツリヌス菌が含まれている事があります。ボツリヌス菌は、芽胞(がほう)とよばれる細胞構造を形成する菌です。健康な大人の場合、この芽胞を形成したボツリヌス菌が入ったはちみつを食べても、腸内にいるほかの菌にボツリヌス菌芽胞が負け、体の中で悪さをすることがないことがほとんどであるため、大人が食べる分には問題ありません。しかし、1歳未満の赤ちゃんは、まだ大人のように腸内環境が整っていません。そのため、1歳未満の赤ちゃんの体内に入ると、ボツリヌス菌芽胞が腸内で発芽、増殖して、毒素を産生し乳児ボツリヌス症という感染症にかかってしまうことがあります。

乳児ボツリヌス症にかかると、元気がなくなる、便秘になる、首が座らなくなるなどの悪影響を受け、赤ちゃんを苦しめてしまいます。適切な治療によって回復するものだといわれていますが、まれにそのまま死に至るケースもあるので、その最悪のケースを想定して、はちみつを赤ちゃんに与えてはいけないとされています。                                                                                   

ボツリヌス菌芽胞は熱に強いため、一般的な家庭の調理法では、ボツリヌス菌芽胞は死滅しません。『生のはちみつ』はもちろん、離乳食や手作りおやつなどに入れるのもやめましょう。

また、1歳になったからといってすぐに制限なく与えるのもおすすめできません。アレルギーなどのこともあるので、様子を見ながら体調の良い日に少しずつ与えるようにしましょう。

万が一口にしてしまったら?

もし万が一はちみつを食べてしまっても、すぐに病院に行かなければいけないというわけではありません。まずは様子をみて、便秘気味になる、ミルクを吸う力が弱まる、泣き声に力がない、呼吸がしにくそうにみえるなどの症状が現れたらすぐに病院にいきましょう。体内にボツリヌス菌が入っても、必ず発症するとは限らないため、慌てずによく観察して心配であれば医師に相談するようにしましょう。

いつからはちみつを食べても大丈夫?どうやって食事に取り入れる?

1歳を過ぎてから少量ずつはじめる

赤ちゃんにはちみつを与えるのは1歳を過ぎてからにしましょう。余裕をみて1歳半ごろまでは与えるのを待つと安心です。1歳半を過ぎれば、はちみつは幼児にとって栄養価が高い食品となるので、様子をみながら食事に取り入れてみましょう。まずは少量与えてみて、具合が悪くなさそうなら少しずつ増やしていきます。体調が悪いときなどは与えないほうが賢明です。

はちみつの取り入れ方

はちみつは、砂糖の1.3倍の糖度があるといわれています。砂糖よりも甘みが強いので、そのままの状態で食べさせるのはおすすめできません。ホットケーキやヨーグルトに少量をかけて食べさせるのがベストです。しかし、絶対に食べさせなければならないわけではないので、無理にあげる必要はありません。

また、はちみつは、食物アレルギーを発症する恐れもあるので、赤ちゃんの体調をみながら少量ずつあげると良いでしょう。最初は何かあったときにすぐに対応できるよう、病院が開いている日の午前中などにあげましょう。ほかにも心配なことがあれば、健診のときに病院の先生に尋ねてみると良いかもしれません。

メープルシロップならOK?

はちみつの代わりに使える甘みをつける食材としては、メープルシロップがおすすめです。

はちみつはミツバチが巣の中に花の蜜を集めて作ったものですが、メープルシロップは、カエデの樹脂を煮詰めて作ったもので、そもそもの原料が異なる食材です。また、はちみつは殺菌されていませんが、メープルシロップは煮詰めるという工程があるため、高温で殺菌されているという点も異なる点です。このように、原料も製法もまったく異なりますが、はちみつの代わりとして使うことができます。

はちみつは1歳未満に与えるのはNGですが、メープルシロップは10ヶ月頃からあげても大丈夫です。しかし食物アレルギーを発症する危険性もありますし、甘みも非常に強いので、一度にたくさん与えすぎず、成長に合わせてまずは少量から始めてみましょう。

3歳になるまでは、スプーン1杯より少ない量でとどめておくのがベストです。3歳になるまでは、消化器官が未発達なので、ほんの少し甘みを加える程度の量だけにしておきましょう。

たとえば、白湯にいれて飲ませる、プリンやヨーグルトに少量をかけるなどが食べやすいのでおすすめです。特に白湯にメープルシロップを混ぜると、赤ちゃんの咳止めとしても利用できます。赤ちゃんの咳が止まらないとき、薬を与える前にメープルシロップ入りの白湯を飲ませてみると良いでしょう。

また、離乳食にもメープルシロップが使えます。離乳食に混ぜれば、優しい甘みの料理になるため、みりんや砂糖などの代わりに使ってみるのがおすすめです。ですが、多く取り入れてしまうと、まだ幼い赤ちゃんの体にはその甘みが負担になる恐れもあります。焦らずに少量から試してみましょう。

また、メープルシロップの売り場には、甘味料の中に香料などを混ぜた「メープル風シロップ」が並んでいることが多いです。このようなシロップはメープルシロップよりも安価ですが、はちみつが入っている商品もあるので注意をしましょう。メープルシロップを買うときは、容器後ろの成分表示をしっかり見て、純粋なメープルシロップだけを購入するようしてください。

はちみつ以外にも気をつける食品

ボツリヌス菌といえばはちみつが一般的に知られていますが、はちみつのほかにも、黒糖、自家製野菜スープ、コーンシロップ、井戸水なども乳児ボツリヌス症の原因になる可能性があります。はちみつさえ与えなければ大丈夫というわけではありませんので注意しましょう。
基本的には土壌や河川・海などの広く自然界に含まれている菌なので、赤ちゃんが口にするもの、赤ちゃんの様子には常に注意が必要であるいうことを理解しましょう。

また黒糖や、はちみつそのものには注意をはらうと思いますが、はちみつ入りのお菓子や黒糖が原料に使われているパンなど、それらを使った加工食品は見落としがちです。成分表示などをしっかり見て、はちみつや黒糖などが使われている食品かどうかという点にも細心の注意をはらいましょう。

まとめ

赤ちゃんにはちみつを与えることの危険性と万が一食べてしまったときの対処方法についてご紹介しました。乳児ボツリヌス症は必ず死に至る病気というわけではありませんが、赤ちゃんの具合が悪くなってしまう危険性は高いといわれているので、離乳食が始まる頃には特に注意したいですね。

万が一はちみつを食べてしまったら、赤ちゃんの様子などをみながら病院を受診するかどうか見極めましょう。どうしても心配な場合は医師に相談するのもおすすめです。

お近くの店舗はこちら

お近くの西松屋

全国各地の西松屋のご紹介です。
実際の店舗に来て、
お子さまと楽しくお買い物をしよう!

キーワード検索

気になるキーワード

1歳未満 赤ちゃん 妊娠中 1~3歳 4歳以上 離乳食 マタニティ 妊娠 子ども 産後 生後1カ月 妊婦 おでかけ 保育園 子育て 乳児期 選び方 出産 1~3歳以上 授乳中 幼稚園 新生児 0歳 食材 対策 夜泣き 暑さ対策 母乳 妊娠初期 服装 おむつ 飲み物 ベビーカー 出産準備 イヤイヤ期 ベビーウェア 育休 持ち物 家族写真 あせも エアコン 適切温度 帽子 チャイルドシート 予防接種 産休 お祝い ケーキ 生後3カ月 ベビー服 症状 花粉症 習い事 改善 お昼寝 お七夜 メニュー グッズ 夜間断乳 お宮参り お食い初め 誕生日 肌着 初節句 スキンケア お肌 マタニティウェア 冷え対策 おしゃぶり 絵本 抱っこ 嫌がる 髪の毛 うんち 保存 マスク 感染症 アレルギー お風呂 体温 栄養素 虫よけ 妊娠中の腰痛 骨盤ベルトの注意点 骨盤ベルトの基礎知識 こども 骨盤ベルトの効果 鼻づまり しぐさ 視力 幼児期 抜け毛 違い 乳腺炎 乳がん しこり おっぱい 水着 安全対策 おしゃれ おすすめ 予防注射 反抗期 風邪 双胎妊娠 双子 うなぎ 乳幼児 マザーバッグ 予防 グミ 野菜 骨盤矯正 クーイング 補助便座 おまる トマト 防災グッズ 正中線 ストレッチ インプランテーションディップ 1歳~1歳半 哺乳瓶 粉ミルク 夏服コーデ 車酔い 歯科検診 風邪薬 おねしょ 便秘 数字 臨月 室温 陣痛バッグ 叱り方 口臭 ニキビ 子離れ 音楽 イベント 肌荒れ お座り 洋服 名前 ほっぺ 病院 検査薬 帝王切開 胎教 チョコレート うつぶせ寝 離乳食食器 お昼寝マット 生活リズム ベビーチェア 就寝 幼児食 パジャマ 動物園 赤ちゃん.歯固め 七五三 ベビーシャワー 産後クライシス 爪切り ワンオペ育児 さつまいも ハンドリガード 由来 しつけ 安産祈願 練習 スリーパー 母乳パッド 内祝い マナー ベビーマッサージ 温泉 プレイマット 戌の日 ベビーベット くしゃみ メリット・デメリット ヨーグルト 妊婦帯 水通し 妊娠線 妊娠線予防クリーム ベビー布団 病気 迷子 偏食 料理 スタイ 洗濯 よだれかけ 離乳食後期 おむつアート 逆子 おやつ ベビーサイン 卒乳 生後2カ月 生後6カ月 つかまり立ち 暖房 妊婦健診 入園 ぬいぐるみ 教育 首すわり サイズ表 マタニティパジャマ 妊活 頭の形 マタニティフォト 乳児検診 熱中症 育児日記 テレビ 寝相 歩行器 湿疹 ハイハイ 妊娠初期妊婦 安定期 ガルガル期 新幹線 サンダル インフルエンザ 液体ミルク 歯磨き 尿漏れ 原因 防寒 工夫 一升餅 発熱 面接 受診タイミング 入園前 アイテム 産後うつ マタニティブルー 花見 後期 取り分け トイレトレーニング 子連れ ガーゼ 寝かしつけ 下痢 粘土 おむつかぶれ 遊ぶ 沐浴 飛行機 ベビーバス 人見知り たんこぶ いつから 外食 着回し アウター マイナンバー ベビー用品 フォローアップミルク 海外旅行 ソフロロジー カフェイン 日除け 赤ちゃん用スプーン お食事エプロン マグカップ 離乳食セット 虫刺され コーヒー ハーフバースデー 祝い方 日本風 抱っこ紐 授乳 体重 身長 アウトドア 豆腐 保湿 サイズ確認 呼吸法 梅雨 騒音対策 アパート 生活音 予防対策 結婚式 鼻水 コーディネイト カーディガン ブランケット 日焼け 日焼け止め 年齢別 ファーストシューズ こどもの日 入園式

お近くの西松屋

全国各地の西松屋のご紹介です。
実際の店舗に来て、
お子さまと楽しくお買い物をしよう!